『ブルータス』副編集長の鈴木芳雄氏やいとうせいこう氏など
時代と流行を作った仕掛人的編集者9人のインタビュー集。
「あれもあなたの仕業かw」と
ニヤリとしたりビックリしたり、
非常に楽しく読ませて頂きました。
また、9者9様の編集に対する姿勢には
物を伝えるということの面白みや難しさを
考えさせられたりもしました。
ブログでもなんでもいいですけれど、
表現する側に立つ機会のある方には
是非読んで頂きたいです。
更に
「取材経費に1000万円」
「但し書きが『象3頭』の領収書」
などなど、いまではちょっと考えられない言葉の飛び交う
バブル時代の話や、そこまで言ってもいいんですか?!
というような噴飯物の裏話まであり、
さながら編集者版『すべらない話』といったところ。
気軽に読んでも楽しめる内容だと思います。
出版業界も不況だそうで、
ともするとしんみりしがちなのですが
さすが出版文化を作り、育て、支えて来られた方々のインタビューだけあって、
前向きなお話が多くいろいろと励まされました。
個人的には
「編集スキルは出版だけに留まらず、
情報が氾濫する今の時代だからこそ
多方面で必要とされるものである」
というお話が響きました。
各種編集に携わる人だけでなく、
現在の『情報』をとりまく状況に
少しでも「なんだかなぁ」と思ったことのある人には
是非おすすめしたいです。