ノイマンが、なくなる直前に企画されていた
講義用の原稿をまとめた本。
難解で読めないか心配だったが
読んでみるとわかりやすく
いたるところに洞察があって
凡人でもワクワク楽しめた。
前半は、計算機の仕組みを
ノイマン自身が説明する。
(現代の計算機はノイマン型と称される。)
当時も今も本質的な部分は同じです。
素子性能の議論も出てきて、さすがに値が古いが、
CMOS登場以前の時代の話で仕方ないと思う。
現代と言葉使いが違うのもあって
多少、ソフトの知識がないと読みにくいと思う。
後半は、脳の仕組みを
神経細胞の電気パルスによる変化の仕組みを中心に説明する。
説明の合間に計算機との比較をいくつかの観点から行いながら進みます。
最後の1節「数学の言語ではなく脳の言語」は
死がせまってたのもあるのだろうか、
エキサイティングな書きぶりで感じるものがあった。
私達の知っている数学ではない
脳の体系にあわせた別な数学?
序言、はしがき、訳注、解説が充実していて
背景や用語の理解など、読む助けになった。