出版社/著者からの内容紹介
現代に生きる我々の生活はITのおかげで随分と便利になった。
それはもう、人間が考えることを必要としないほどまでに進歩しようとしてい
る。そしてついには、人間の最後の砦でもあり人間の人間たる存在の証しともい
える予測不可能で計算不可能な心の動きや感動までも、気づかぬまま制御されつ
つある。我々は完璧なまでに設計されたそんな「心地よい」生活や社会の中に
安心して身を委ねていいのだろうか。生活や社会を設計しているITアーキテク
トの資質に左右される時代が、確実に近づきつつある。であるからこそ、設計者
に求められる資質が問われる。であるからこそ、設計者が寄り添う理念がいかな
るものかが問われる。設計者の資質とは、役割とは、限界とは!? 先鋭の社会
学者と気鋭のITアーキテクトのコラボレーションによって初めて可能になっ
た大胆な問題提起と提案。日本のITは確実に新段階に入った!
内容(「MARC」データベースより)
コンピュテーションにおける人間の必要性、コンピュテーションによる社会システムの再構築について、アーキテクトと社会学者が紙上対談。現実社会とITの関係性、今後の方向性に興味を持つすべての人におくる一冊。