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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
珍説だけど納得,
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レビュー対象商品: 言霊―なぜ日本に、本当の自由がないのか (ノン・ポシェット) (文庫)
「縁起の悪いことを言うな!」とか「お前がXXといったから本当にXXになってしまったではないか!」などと理不尽な非難を受けて釈然としない方は多いと思う。特に、科学的に何の因果関係もないのに、不吉なことを口走ってしまい、それが偶然起こってしまったら・・・日本人の歴史、深層心理に「言霊」の思想が深く入り込んでいる。そう著者は指摘する。「言霊」は芸術、文藝の分野には美しく威力を発揮する。しかし、それ以外の分野、特に科学技術、経済、政治、その他現代社会の根底の部分に悪影響を及ぼすとの著者の主張は、珍説ながら非常に説得力のあるものである。 本書の巻末の推薦文は、あの著名な経営コンサルタントの大前研一氏によって書かれている。氏によると本書は近年まれに見るユニークさをもった良書であるとのこと。私も同様に感じた。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代に生き残る言霊信仰について,
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レビュー対象商品: 言霊―なぜ日本に、本当の自由がないのか (ノン・ポシェット) (文庫)
ネットで日本における平和主義が如何に空想以外の何物でもないかという事について書かれていたコラムを読んで、そこで挙げられていた井沢氏の日本における言霊信仰についての論述に興味を持ち、この本を読むに至りました。言霊というと一見した所では難しそうにも思われますが、本書ではわかりやすく述べられておりすらすらと読み進めていく事が出来ました。 とりわけ興味を持ったのは、日本における軍事アレルギーというものは何も第二次世界大戦後に出てきたものではなく、既に平安時代の初期から存在していた事や、日本人が何故契約が下手なのかといった事についてです。上のような事も言霊信仰が大きな弊害になっているという説には納得させられる点がありました。しかも言霊は現代社会においても深く根付いており、それが政治、軍事、経済から我々の身近な社会的な慣習に至るまで色々な意味で影響を与えているという事を認識させられる内容であります。 説に多少強引な点がみられますが、それでも現代社会の見る上ではこういった見方も出来るのかと感じさせてくれる本でした。この本のオリジナルが書かれてからもう15年近く、文庫化されてから10年以上経過しているものの現在でも充分内容には頷けられるものがあり、読んでみる価値はあります。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
全ての日本人に無関係ではない,
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レビュー対象商品: 言霊―なぜ日本に、本当の自由がないのか (ノン・ポシェット) (文庫)
子供の頃、アパートの部屋や駐車場に、番号が一部飛ばしてふられているのを見て、「大人はなぜこんな慣習に従うのか?」と疑問に思うはずである。 それは、4は「死」、9は「苦」に通じるためであるが、無論それらの数字が実際の災厄を齎すわけではない。日本には、その他にも口にできない言葉・表現がいくつもあるが、井沢氏はそれらは全て”言霊”のためという。まず、どうして日本ではそれらを口にしてはいけないのか?を説明し、日常生活から国会での議論まで”言霊”がどれほど日本人を拘束しているのかを明快にしてゆくのである。
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