2 公害における知の効用(宇井 純)
3 原子力発電論争の展回(吉岡 斉)
[II] 社会の言説
4 言説としての経済学(金子 勝)
5 社会学の言説(佐藤健二)
6 法という言説(小畑清剛)
[III] 他者への言説
7 歴史学という言説(成田龍一)
8 人類学という言説(太田好信)
9 気違いから女王への手紙(中村和恵)
【編集担当から】
20世紀的「学問言説」の耐用年数がすべての領域で一斉に切れた--という感覚を揃ってもつに至った編者たちが,「既存の制度的思考の越境の向こうに,また重合する抑圧の内破の後に,なおもうひとつあり得たかもしれない学問の,そしてまたあり得るかもしれない大学の可能性を構想していきたい」(プロムナードより)と宣言しているように,科学技術論から社会科学の言説,新しい歴史学とポストコロニアル批評まで,専門知を内破し,知のプラクティスの地平を開こうとしている著者たちの論考はそれぞれに力強い.
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