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言葉と死 (辺見庸コレクション 2)
 
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言葉と死 (辺見庸コレクション 2) [単行本]

辺見 庸
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

資本とメディアに奪いつくされた「言葉」の生命を、日々薄れゆく残像に追う。失われた世界の質感を鮮やかに呼びもどす33篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

辺見 庸
1944年宮城県石巻市生まれ。70年、共同通信社入社。北京特派員、ハノイ支局長、外信部次長、編集委員などを経て、96年退社。この間、78年、中国報道で日本新聞協会賞、87年、中国から国外退去処分を受ける。91年、小説『自動起床装置』(文藝春秋刊、文春文庫、新風舎文庫)で芥川賞、94年、『もの食う人びと』(共同通信刊,角川文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 毎日新聞社 (2007/12/1)
  • ISBN-10: 4620317993
  • ISBN-13: 978-4620317991
  • 発売日: 2007/12/1
  • 商品の寸法: 7.6 x 6.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By New JJ-K 72 トップ1000レビュアー
形式:単行本
本書は2001年〜2003年のサンデー毎日掲載文を中心に書下ろし「消え行く残像」が加えられています。主なテーマは2つ。戦争と地下茎で結ばれているであろう死刑批判。この国の三位一体(コイズミ政権、肝心な事に無批判なマスコミ、愚かな民衆)のファシズム批判。

私は著者が述べる通り、米国の戦争経済へ巻き込まれ得る政策を次々と起案・可決したコイズミ政権と無批判に無意味な(しかし視聴率の取れる)ニュースの乱発に終始したマスコミは、この先自衛隊が米軍の代用戦争に従事した時、日本の歴史に取り返しのつかない汚点を残すでしょう。

著者が糞バエと指弾するこの国の資本に踊るマスコミの行動は、政治評論家森田実氏が郵政民営化以降糾弾している通り確かに腐っている一方、佐藤優氏の指摘のように資本の論理に従えば当然の帰結でもあり、自分を省みた時、年間数百億円規模の資金をマスメディアに注ぐ組織に属する私は無傷に批判できる立場にないと気づきました。

郵政民営化当事、英会話のディベートで無知な私はソニーの出井伸之氏の言葉を借り、既存の構造を壊すコイズミさんに賛成だ。それにより今後新しい改善の道が拓けると、郵政民営化への米外資の思惑を語り反対した聡明な女性に愚かにも反論しました。

結局、無知な大衆の一人で有事法案制定も無関心だった自分こそ、第一に恥ずべきではと自省しました。一介のサラリーマンの私に何が出来るのか正直わかりません。ただ、副島隆彦氏も指摘するように日本を戦争に向かう社会に絶対にしてはならないと本書を読み強く感じました。

10代、20代の多くの若い世代に読んで頂き、死刑・戦争・平和を考えるきっかけとしてもらいたいと強く念じます。
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