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言志四録(3) 言志晩録 (講談社学術文庫 276)
 
 

言志四録(3) 言志晩録 (講談社学術文庫 276) [文庫]

佐藤 一斎 , 川上 正光
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

第3巻には、「言志晩録」292条をおさめる。佐藤一斎が、67歳より78歳までのおよそ12年間に書き記した文章である。学問修養・倫理道徳から政治法律・風流韻事に至るまで、人間生活のあらゆる局面における身の処し方・心構えが説かれている。政治家も実業家も学者も若者も、それぞれの立場に応じて味読すべき金言の宝庫である。異色の訳注者の手になる現代語訳と解説は、溌刺自在。古典を現代に活き活きと甦えらせた。

著者紹介

1912年栃木県生まれ。1935年東京工業大学電気工学科卒業。東芝を経て、東京工大助教授、教授、横浜国大教授、東京工大学長、長岡技術科学大学長を歴任。専攻は電子工学。工学博士。紫綬褒章受章。昭和57年、文化功労者として顕彰される。著書に『電子回路1〜5』「基礎電気回路1〜3』などがある。1996年5月没。


登録情報

  • 文庫: 336ページ
  • 出版社: 講談社 (1980/5/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061582763
  • ISBN-13: 978-4061582767
  • 発売日: 1980/5/8
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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西郷隆盛が、座右の書としたといわれる本書は、修養書としてはすばらしいできであると思います。幕末の儒学の第一人者であった、佐藤一斎が42歳から80歳にいたるまでに綴った、章句が我々の心に啓蒙の光を与えてくれます。

私は、論語と共にその章句を味わいながら読みました。

ただし、難点がひとつ。それは、訳者がいちいち顔を出して、その感想を述べたりするのです。これは本当に気分を害します。感想を述べたいのなら、「言志四録と私」などと表して別の書物にまとめるべきです。感想は、筆者が述べるものではなく、読者が感じるべきもの。門外漢を称し謙虚なまえがきをしている割には、うっとうしいなあって思います。

しかし、そこはあまり気にせず、数多い章句の中から、自分の座右の銘とすべき言葉に出会い、修養の糧とされれば、「言志四録」の本旨に違うこともないかと思われます。
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少(わか)くして学べば、壮にして為(な)すことあり。
壮にして学べば、老いて衰えず。
老いて学べば、死して朽ちず。

儒学者・佐藤一斎の語録『言志四録』の一つ『言志晩録』の第60条に記された言葉である。「人間は一生学ぶことができる。老いて学べば、死後もその名は朽ちることがない」というのである。

一斎の門に学んだ者は、渡辺崋山、山田方谷、横井小楠、佐久間象山など数多く、象山の弟子には、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬などがいる。弟子ではないが、西郷隆盛の座右の書が『言志四録』であったことはよく知られている。

『言志四録(3)――言志晩録』(佐藤一斎著、川上正光全訳注、講談社学術文庫)に納められている。
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死生観に注目 2011/7/14
By リンタロー トップ1000レビュアー
晩年、晩録なのか、老い、死についての考察に目を開かれる思いです。
仏教と学、儒教、論語の違いも見えてきたようにも。
巻の初めに西郷南洲が抄録として選んだものが示してありますが、
これもなかなかに興味深く、合わせて読み進めます。

「尋常の老人は、多く死して仏と成るをも要む。
学人は則ち当に生きて聖と作るを要むべし。」P288
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