当初この本を手に取ったとき著者の石黒さんはどういう意図で、こういう題名したのだろうか。もしかして、本当に読んで字の如く、「言われた仕事」はやらないのかな?とも思ったけどね。読み終えてみて、やはりもう少し奥が深いことがわかった。決してそんなへそ曲りなことではなかった。
端的に言うと、自己責任を全うするという大原則のもとで、自分自身の目標に向かって、主体的に周囲、会社、社会などに自分のほうから行動をしかけて、成果を出していけということなのではないかと思う。「言われた仕事」とは、実際に誰かに言われたということではなく、周囲の状況などに流されから、もしくは仕方ないからやるという、主体性を欠いた動きなどを含むことの総称と捉えて良いのではないかと思う。
しかし、これをそのまま実践するのは非常の難しいと思うのだが、実際にやっている人がいるのだから、恐れ入る。この本では石黒さんが自身の生い立ちから、就職、留学、企業に至るまでの半生を時系列的に追うことができるようになっている。全体的に全てを通して重要なのは、「高い目標意識」「集中力「意地」「前向き思考」なのではないかと思う。石黒さんは、子育て、留学、企業とすべてを高いレベルでこなしてこられた方で、非常に優秀なのだとは思いますが、一般人でも努力次第で、自分の可能性などをいくらでも伸ばせるのではないかと思わせてくれます。実際に石黒さんはものすごい量の勉強をしてスタンフォードに合格しさらにMBAも取得されています。本には書かない挫折、苦労もたくさんあったことと思います。最初は、頭の良い人がスタンフォードの自慢話をしたいために書いたのかと思いましたが、読み進めていくうちに決してそんなことはないのだと思うようになりました。
本書は最終的に「高い目標意識」「集中力「意地」「前向き思考」で、日常の難局を乗り切りましょう、明るくかつ真剣に戦いましょうと言ってくれてるのかな?勝手に要約するとそういうことです。