このCDについて
数々のライブ活動をこなす彼の「その時・今」をパッケージングした作品。「恋に恋して」「批評家は何を生み出しているのでしょうか」の他にもジャックス時代の曲も収録した全26曲2枚組。
内容(「CDジャーナル」データベースより)
初のライヴ盤は全26曲2枚組の大作で、A(8)は初収録、B(11)(12)は新曲。A(2)を聴きながら自分の“小さな青春”を思い出しているうちに、早川が唄う世界がいつの間にか“現在”の自分にも浸透しつつあることに気づき心地よい茫然自失感に浸る。独りしみじみ聴くことを勧める。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
早川は、“日本語のロック”のさきがけとなったジャックスのリーダー、バンド解散後のソロ活動、ディレクターとして岡林信康のバックにデビュー前のはっぴいえんどを起用するなど60年代末から活躍した本来の意味でのアーティスト。72年に書店を開き音楽業界を離れたが、92年に活動を再開し、今回初のライヴ2枚組を作り上げた。Disc-1はサックスの梅津和時、ヴァイオリンのHONZIとそれぞれ共演し、音楽の認識、性と秘め事などをテーマに生々しい言葉と官能的な演奏を繰り広げる。Disc-2はバンドと一緒にジャックス時代のナンバーや新曲を演奏。ソロではずっとシンプルな演奏が多かったため、昔からのファンには、やはりバンドとの演奏が嬉しいだろう。かったるそうな粗い演奏とリズムに乗り遅れ気味の早川のヴォーカルは、雀百までというか何かそのまんまという感じ。なおこのCDで興味をもった人には、彼のエッセイ『ラブゼネレーション』を勧めたい。 (鈴木勝生) --- 2002年08月号