語学っていうのは相手の話を理解できるようになることが大事だけれど、それ以上に自分の作文力がないと言いたいことを伝えられない。作文力は文法が判っていて、単語をそこそこ知っていて、的確な時制で適切な内容を作り上げないといけないわけで、語学の基礎といえるかもしれない。私たちは日本語を話したり、書いたりする時に小さい時から受けてきた訓練のせいで、作文力が自然と出てくるわけだけれど、外国語の場合はその辺りを意図的に練習していかないといけなくなってくる。
この本は基礎編と実践編に大きくパートが分かれている。基礎編では基本文型から始まって、「主語をきめる」「似ている単語の使い分け」と徐々に進んでいけるようになっている。なかでもいいなって思ったのは「英語からフランス語へ」という章。日本人は多かれ少なかれ、英語にある程度親しんでいるので、英語との違いや、似ているところなどを比べながら学べるのは良いことだと思う。
各章のパート毎に付いている練習問題を地道にやって、その都度後ろに付いている答えをチェックしていくことで、確実にフランス語の力はついて行く。
ただし、この本はある程度フランス語の基礎ができている人向けなので、まったくの初心者には向かないと思うので注意してください。