■難易度:入試の「標準」〜「やや難」
※5〜7.5程度(入試難易度を10段階分類)
■特徴
知識問題は〔基本〕,考察問題は〔発展〕に区分されているが,
教科書採録外の知識問題や,
教科書レベルの知識で対応できる考察問題も〔基本〕に含まれる。
知識問題は分野によって多少の偏りはあるが,
「標準」〜「やや難」の典型題を万遍なく見通せるよう配慮されている。
切り口の斬新な問題も含まれるが,
標準的な知識の定着度を問うものである。
考察問題はほどよく考えさせる問題を中心に揃えている。
一癖ある問題も含まれるが,
悪問や奇問に類するものではなく,
出題意図が明確な良問である。
この水準の問題で思考力を鍛えておけば,
ほとんどの大学で合格ラインに十分持ち込めるだろう。
計算問題も頻出パターンはひと通り押さえており,
難易度もやや難しめまで対応している。
解答・解説集の〈Point〉は重要事項を端的に整理しており,
各項目の要点復習に重宝する。
■総括
単科医科大学や一部の旧帝国大学を除けば,
本書の水準の問題が合否を分けるだろう。