コロンブスの卵というか発想の転換というか。あるいは、以前から漠然と感じていたようなことかもしれない。いずれにせよ、本質的に有効な方法であるがゆえに、「ああ、なんだそういうことだったのか。」そう思わせるのかもしれない。
この本は、平易な言葉と明瞭な構成と、的確な図示と、例示によって実にわかりやすく、さっと読める。
この一冊で示されている組織内コミュニケーションの抜本的な発想転換は、その気になれば、翌日から直ちに活用できそうだ。そして、少しずつでも、一人ずつでも、この「解決志向」というやり方でのコミュニケーションによって、画期的な成果が現れそうな気がする。
これは、良書だ。あらゆる組織人にとっての救いの書だ。福音の書だ。
解決志向の基本哲学として、簡易に三点が挙げられている。
「1 こわれていないものを直そうとするな。
2 うまくいっていることを見つけ、それを増やす。
3 うまくいっていないなら、違うことをやる。」
自分の目に見えるところに貼っておこう。それだけで、随分変わる。そのような気がする。
これまで、コーチング関係の本にいろいろと挑戦したけれども、具体的に何をどうしたら良いのか、よくわからなかった。勤務先の組織がコーチングコンサルタントと契約しなければどうにもならないかと思った。
が、この一冊に書いていることは、すぐにでも実践できそうだ。