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解析 民事訴訟
 
 

解析 民事訴訟 [単行本]

藤田 広美
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

好評を博した前著『講義 民事訴訟』で明らかにした「訴訟審理の基本構造」および「訴訟手続の基本プロセス」を踏まえ、理論上の問題点を含む重要なテーマについて分かりやすく解説する。長年の裁判実務の経験に、弁護士活動の実務が加わり、さらに一歩踏みこんだ民事訴訟テキストが実現。各セクション冒頭に「view point」を設け、読者の理解を助ける。上訴についても論述する。

内容(「BOOK」データベースより)

基本構造を解説した『講義 民事訴訟』を補完。32セクションで構成するテーマ別の解析。“VIEW POINT”で学習の視点や理解のポイントを析出。「問題研究」で旧司法試験問題を検討。ですます体、図版使用により分りやすく解説。重要判例を網羅、有力学説も参照。

登録情報

  • 単行本: 560ページ
  • 出版社: 東京大学出版会 (2009/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4130323482
  • ISBN-13: 978-4130323482
  • 発売日: 2009/2/25
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.8 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
「講義民事訴訟法」に続く藤田教授の民事訴訟法演習テキストです。ロースクール生対象の教材。
この「解析民事訴訟法」では藤田先生らしい以下の工夫が施してあります。。
(1)32の基本テーマを選定し、お約束のパートに分ける〜この分け方が「講義・民事訴訟法」にリンクするものになっています。司法試験の口述問題などで過去の受験生が躓いたであろうテーマに絞られているのが実に心憎いです。
「民事訴訟の審理構造」では申し立て、裁判上の自白、証明責任と立証活動など、「民事訴訟手続の基本プロセス」では管轄と移送、当事者適格、債権者代位訴訟、訴えの利益、釈明権、争点整理と事実認定、自己の領域外からの証拠収集、既判力の弾力性、相殺の抗弁、一部請求など、「展開的な訴訟手続」では複数請求訴訟、共同訴訟、補助参加と訴訟告知、独立当事者訴訟から個別訴訟への還元、「上訴ほか」では控訴・訴訟と非訟などを取り上げています。
(2)以上の32の基本テーマに対して各章の冒頭でVIEWPOINTという図解を設け、イメージを想起できるように工夫されています。また基本概念の説明は繰り返しになっても、あえて説明されています。基礎的な事項ほど丁寧に繰り返しなさいという藤田先生の哲学でしょう。
(3)各章の「問題研究」として昭和24年から平成20年度までの旧司法試験民事訴訟法の論文式の問題を素材として提示(巻末に一覧があります)。「講義・民事訴訟法」で得られた基礎的な理解を応用できるか、読者に問うています。長文の民事法の論文の出題に悩む新司法試験世代には、なぜ今、旧司法試験の論文の過去問なのか、若干の異論が出ることも予想しながら、先生はそういう時だからこそ、あえて基礎をがっちり固めるにはこれが最高の教材である旨、強調されています。一行問題に関しては「講義・民事訴訟法」の基礎知識で解決がつくので、その該当頁を提示するのみですが、当時の受験生を悩ませた事例問題について、丁寧な解説が施されています。前提とされる判例もほぼ網羅されています。
藤田先生のこの本で資格試験の民事訴訟法は決着がつくと思います。学者先生の大部な体系書には受験上そぎおとさなければならない部分が多々あるのですが、この本は藤田先生の実務を射程に入れた見事な執刀でその必要はありません。私の学生時代に藤田先生が今回、書かれたような本があれば、民事訴訟の理解はもっと早かったと思います。つくづく今の学生諸兄がうらやましいです。信頼して余りある一冊です。
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22 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
新司法試験・論文の準備としてはゴールにしていいと思います。

法律の勉強において「理解する」ということと、「答案が書ける」ということは別物です。新司法試験は答案にしめされた理解だけで合否が決まります。したがって「答案が書ける」ようになることがゴールです。
しかし、理解していなければ絶対に良い答案はかけません。またどんなに書く能力に優れていても深い理解がなければ未知の問題には対応できません。したがって、「答案が書ける」ようになるため「理解する」勉強方法が合理的だと思います。
本書は「答案が書ける」よう「理解する」ための説明だけをしてしています。

旧試験を題材にしている点も適切です。民訴法は事例に則した理解は要求されていますが、事実認定能力は『他の科目に比べて』重要ではないからです。

量は多いです。いわゆる論点はすべて網羅しているといっていいです。それでいて論点ごとの関連も意識しています。

以上より、本書をマスターすることが新試験のゴールになると思うのです。

本書の欠点はところどころ舌足らずなところがあることです。ですので、初心者向きではありません。また本書一冊で本書を理解しきることも難しいです。あくまで、ゴールです。
また、択一向きではありません。答案を書くために理解すべきことを説明しているだけだからです。
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