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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
感動が一年遅れてやって来る,
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レビュー対象商品: 解析概論 改訂第3版 軽装版 (単行本)
名著としてかなり有名ではありますが、微積分(解析学)の良書が数多く存在する現在において、本書を「数学徒の必読書や!」と真っ先に勧めるのは賢明ではないでしょう。一先ず『深い浅いは問わず、ある程度"使える"レベルにまで持っていきたい』と思っている方にはお勧め出来ない。 (物理学科の方には尚更です。) 初め読んだ際には、時代を感じさせる語り口にどこかカッコ良さを感じますが(勿論苦手に感じる方もいます)、目的意識がどこにあるのかも中々掴めず、理解に苦しむ事は少なくない様に思います。 ですので、内容にもあまり触れず、"名著と言われているし、実際に名著だった!!"という様なやたらと絶賛してるレビューも散見されますが、どこまで読んだのか少々疑問ではあります。 (勿論僕の理解力の低さも原因していると思いますが。) 本書の威力を最も感じる事が出来るのは、複素関数も含め、ある程度この分野を俯瞰出来る様になってからではないかと。 "感動が一年遅れてやって来る"と言ったところでしょうか。 多くのレビュアーの方がそうだったのではと思います。 現代の視点から見て重要な話題が、さらりと扱われていたりして、俯瞰出来る様になってからしか味わえない感動は多い様に思います。 Legendre多項式(球関数)の問題意識がきちんと明記されている事になんだか感動したのを覚えていて、特に第5章:『解析関数、とくに初等関数』と第6章:『Fourier式展開』はコンパクトでありながら、かなりよく書けています。 (第5章は本当に良かった!第6章はHilbert空間論の問題意識が簡潔に掴めるところがよかった。量子力学を学んでいる方にはより解りやすいかも。) 多少批判はしましたが、本書が素晴らしい教科書であるという評価は僕も同じで、一読の価値があることは言うまでもない事です。
71 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
解析学事始,
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レビュー対象商品: 解析概論 改訂第3版 軽装版 (単行本)
この本には二通りの読み方があるように思った。まず、数学の得意な方々には入門書としてお勧め出来る。記述は古いがエッセンスは色あせていない。内容の不備は自ら補えばむしろ良い勉強となろう。 もう1つ、数理科学者の方々にはもっと初等的な数理科学者向けの解析学入門書で学んだ上で知識を再構成、精緻化するための手引きとしてお勧めしたい。自然科学をする上では理工系の荒い数学でも表面上は足りるが、細部はやはり厳密性が必要であるし、また逆に厳密な知恵があってこそ自然の「非厳密性」も見えるのでなかろうか。絵的理解から入る理工系にとってはこの本から出発するのはつらいだろうし、むしろある程度の知識を持ってから読んで、より緻密な言葉でイメージを固着させるのがよいだろう。
30 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数学会の聖書,
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レビュー対象商品: 解析概論 改訂第3版 軽装版 (単行本)
日本数学会の父親的存在である高木貞治大先生による名著。今日では数学者の聖書と化しているといっても過言ではありません。 が、しかし難易度は高いです。微分積分学にあまり自信のない方がこの本を読もうとすると序論で躓く可能性もあります。 ですから入門書にはあまり向いていないと思います。
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