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解剖学教室へようこそ (ちくま文庫)
 
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解剖学教室へようこそ (ちくま文庫) [文庫]

養老 孟司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

どうして解剖なんかするのか。気味がわるくはないのか。からだはどのようにできているのか。解剖すれば、ほんとうにそれがわかるのか。「動かぬ肉体」から説き起こし、解剖学の歴史を縦軸に、ことばの役割、ものの見方、心とからだの問題など、幅広い視野からヒトという存在を捉えなおす。養老センセイの、ここが原点。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

養老 孟司
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ入る。95年東京大学医学部教授を退官し、現在同名誉教授。著書に『からだの見方』(サントリー学芸賞受賞)、『バカの壁』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2005/12)
  • ISBN-10: 4480421610
  • ISBN-13: 978-4480421616
  • 発売日: 2005/12
  • 商品の寸法: 14.9 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
解剖って、なんだか気味が悪いものではないだろうか、と漠然と

距離を置いている人を歩み寄らせるには、なかなかいい内容だと思う。

解剖とは、言葉で名を与え、細分化し、世界の構成要素をとらえること。

どんな時代の背景があり、考え方が変遷し、人間が人間を言葉で分解

していったのか、その過程を含め説明している。

語数がかなり短い文をこまめに連ねているので、比較的読みやすく

出来ている。文庫で読むには丁度いい感じ。

後半、原子だ分子だ、など極小の話をするときに”ややこしいことは

さておいて”のやり方が愛想なく、結果、締めくくりの章がぼやけて

しまったのは残念。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
題名からは、実際の解剖がどのように行われるか?といったレポート様の内容と想像していたが、全く違っていて、解剖をするという学問は何なのか、人の体の構造を知ることにどのような意味があるのか?という「解剖学」についてのお話だった。

各章で、解剖がどのように行われるものか、目的は何か、解剖の歴史、人が人の体の構造を知りたがる要求にはどのような考え方の背景があるか、からだとはそもそも何か(心と区別するものか?)、などが平易な文章でリズム良く書かれており、大変読みやすい。以前同著者の「からだを読む」を読み、その内容をじっくり理解しながら読んだ経験のためかもしれないが、同じことがよりわかりやすく書かれていると感じる部分も多かった。日本と世界の解剖の歴史の話は、世界情勢の中での移り変わりが臨場感を持って描かれ、読んでいて単純に楽しめた。

それぞれの章は、客観的な事実と、それに対する養老先生の見方・考え方が織り交ぜて書かれ、ある事柄をどう解釈するか、それはどのような考え方に基づくものか、そういう思考の道筋が率直に理解できるようになっていると感じた。それらの基本的な考え方は、これまで読んだ先生の著作で知っていたものが多くあったが、解剖学という学問を様々な角度から考えていくことで、そうした哲学が生まれたのだということがわかった。「養老先生のものの考え方」の理解の整理に最適。
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