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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
異色の連作集,
By
レビュー対象商品: 解体諸因 (講談社文庫) (文庫)
背表紙解説には『傑作短編集』とあるのでそのつもりで読んでいたら、第一章から最終章まで九つの章で構成され、 その全てが『バラバラ殺人』を扱っているという、 異色と言ってもいい連作集でした。 ただし、もちろん短編としても1話完結になっています。 『バラバラ殺人』というのは、どこで、誰が、なぜ殺した・・・ではなく、 なぜバラバラにしなくてはならなかったのか、
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
西澤氏デビュー作,
By カスタマー
レビュー対象商品: 解体諸因 (講談社文庫) (文庫)
ミステリとしては、やはり短編のほうが圧倒的に読みやすい。あらゆる方法を駆使してバラバラ殺人が行われ、 様々な推論を引き出してそれを解決する。 その業を楽しもう。 最後には「おおっ!?」という展開も待っている。 ちなみに、後の著者の代表作となるタックシリーズの登場人物も多数出てくるが、 性格などが少々違うように見受けられる。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
なぜ解体するか,
By
レビュー対象商品: 解体諸因 (講談社文庫) (文庫)
1995年に出た単行本の文庫化。
著者のデビュー作で、かなり意欲的なつくりになっている。一方で、後年のネジの外れてしまったような奇怪さはなく、安心して(?)読める。物足りないという人もいるだろうが。 バラバラ殺人へのこだわりを貫いた点が凄い。言われてみれば、なぜバラバラにするのかという問題には尽くせぬ回答が期待される。密室とは違って(それほど)手垢の付いていない問題だし、(密室をつくるのよりも)バラバラにするという理由が合理的に考えられ得る。目の付け所が良かったと思う。 それぞれのトリックや完成度には不満も残るが、ミステリ史上に残る一冊だろう。
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