出来れば体験版と併せて御清覧ください。
今回、最初の公式サイト公開から嬉しい誤算が3つほどありました。
一つは長らく使われてきた「エリア」が廃止され「リージョン」が導入された事。
今まで矩形でしか選択出来なかったモンスター出現範囲をマス単位で指定する事が出来、
更に自由にリージョンIDをイベント・RGSSで取得出来るのでマップギミック製作の自由度が広がりました。
二つ目はRGSSの改良。スクリプト弄りに疎い方には
RGSS2素材やVXプロジェクトの使いまわしが利かない短所に見えるかもしれませんが、
Rubyのverが1.9.2に上がった事に加えプリセットスクリプトもより高速化・拡張性を重視した作りになり
趣味でプログラムを弄る人には興味がわく内容になったと思います。(体験版を起動すれば確認出来ます)
三つ目は今回から導入された「特徴」システム。プロモムービーじゃほとんど伝わりませんでしたが
「アクター」「職業」「武器・防具」「モンスター」「ステート」の項目に特徴と呼ばれる物を設定する事が可能になりました。
「命中率+120%」「獲得経験値200%」「属性有効度 炎200%」「装備可能武器タイプの設定」「エンカウント半減」「二刀流の許可」etcetc...
と言った物は全て「特徴」として扱われこれらを複数設定する事で職業やモンスター等を特徴付ける事が可能になります。
これにより二刀流や薬の知識と言ったあまり使われない項目が無くなりデータベース画面がすっきりとして更に設定の自由度が上がりました。
他にもタイルセット設定や影ペンの設置、戦闘背景の復活、デフォ戦のテンポが良くなった等ありますがそちらは他の人が褒めると思うので割愛します。
それじゃ何が駄目なのかと言えばまずは今回もマップレイヤーを自由に弄れない事。
XP以前にあったアレですけど今作も高低差のあるマップを作りづらいです。上級者向けを謳うのならここも復活してほしかった。
次に顔グラジェネレーターの出来が微妙な事。おまけに拡張性も低いのでユーザーサイドで素材を増やして有効利用するのも難しい。
しかしこちらはキャラチップの方は問題無いしそもそも使わなければ良いだけなので大した痛手じゃありません。
以上の理由からツクール上級者は勿論、初級者にも手軽にRPGを作り込む事が出来るお勧めツクールです。
VXの上位互換である事はもとより今までリリースされたツクールの中でも1,2を争う傑作だと思うので五つ星。
…しかし素材集和同梱版発売四ヶ月後にACEの発表や定価を3000円上げた事、
ネット認証の方は不測の事態でインストールしたPCが壊れたとしても
再インストし易くなったとは言え利用可能PCは1台限定の事などは一ユーザとして眉を顰めます。
この辺も次回があるのなら改善してほしいです。