放置して伸びきったアロエなどの、ひょろひょろした太さ2〜3cm位の幹を切断する目的で買った。台風などの度に倒れて周りを巻き込み、住み着いていた都心には珍しい同居者ヤマナメクジ(20cmくらいになる)などを殺害するからだったのだが…、笑われる処か?
鉈はともかく、ナイフを振るうに怯えを持つ身としてはちょっと緊張したが、事も無く見事に切断してくれた。「スカッ」という擬音が相応しい見事な切れ味。
刃の形状も手伝って、ぶった切るというより切り払うような感触。
ただ、「鋼」と云うほどの金属ではないので、振るった数だけ擦過傷が表面に付く。
でも刃こぼれはない。柔めな枝くらいなら充分以上だ。が、それなら鉈でよいはず。
この「形状」に期待できるのは、本来山刀の如き万能性だと思う。グリグリ板をえぐったり、堅い地面を掘ったり、箸を削ったり出来る訳だ。値段も魅力。始めから乱暴に扱えそうだ。
まだ砥ぎ直していないので、切れ味の再現力は不明。刃部のキメが違うので少し期待しているけど。
刃に指を這わせて「切れる」ような鋭さはほぼ無い。あくまで鉈です。
シンプルな本皮のホルスターにはそこそこ高級感も有って、本体ともども好印象といったトコロで☆4つ上げたいのだけれど、グリップの指掛けは邪魔。却って指に危ない気がする。
この手の雑作業をこなすものなら、下端に行くに従って太さを増す全体鉈グリップの方がやはり安心だ。
もとよりナイフではないのだから。