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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
観光を学問として考える際に,
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レビュー対象商品: 観光文化学 (単行本)
恐らく大学の観光学部(学科)で学ぶ人向けの「教科書」なのでしょう。観光とは何ぞやという「理論」から始まって、観光というものを作り出す 仕組み(メディアであったり、政府・自治体であったり)や観光の功罪 (地域の文化が見直されることもあれば、特に途上国(旧植民地)における それは金持ち(主に欧米の旧宗主国)が楽しみ為のそれである)、そして ここ数年で一大勢力となった新しい観光の形(ロングステイ、メディカル ツーリズム(病気治療の為の渡航)にエコツーリズム)までを一気に概説 しています。 全18章+コラム9つに観光学部で学ぶ学生のミニ研究と盛りだくさんの 内容ですが、一章あたり6pなので、隙間時間を使っての読み込みも可能です。 理論部分は(私のような)素人からすると「いやいや」と思うところも あるのですが、観光という「欲望」を作り出す仕組みや、観光の功罪を取り 上げた部分は興味深く読めました。 概説なので深いところには迫ってませんが、参考文献も各章ごとに記されて いますので、観光を「学問」として学ぶ際のとっかかりには良い一冊だと 思います。
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