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観光コースでない マレーシア・シンガポール
 
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観光コースでない マレーシア・シンガポール [単行本]

陸 培春
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本との真の友好を望むからこそ、この歴史の事実を知ってほしい!マレーシアに生まれ、祖父を日本軍に連れ去された在日のジャーナリストが、各地に残る「戦争の傷跡」をたずねつつ、「華僑虐殺」の実相と、華僑たちの不屈の抵抗の歴史を説き明かす。

内容(「MARC」データベースより)

マレーシアに生まれ、祖父を日本軍に連れ去られた在日のジャーナリストが、各地に残る「戦争の傷跡」を訪ねつつ、「華僑虐殺」の実相と、華僑たちの不屈の抵抗の歴史を説き明かす。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 280ページ
  • 出版社: 高文研 (1997/09)
  • ISBN-10: 4874981925
  • ISBN-13: 978-4874981924
  • 発売日: 1997/09
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By ゴウ
形式:単行本
 高文研が発行している「観光コースでない」シリーズの一冊。高文研といえば、真面目な堅い出版社というイメージがある。昔、高校生向きの本を多く発行していた時に、何冊か読んだ。
 この本の著者は留学生として日本に来日した中華系マレーシア人。親族が日本軍隊に虐殺されている。この本は、天皇の軍隊がマレーシアで華僑をいかに惨殺したかという歴史的事実を丹念に掘り起こしている。シンガポールでペナンでコタバルで日本軍はいかにして現地の人を虐殺したかということを証明している。
 今回、この本を購入したのはマレーシア旅行のためである。ぼくは、戦後60年もたっているから、戦争のことなど忘れて当然という意見に与しない。やはり、日本の軍隊が侵略して、虐殺して拷問したという歴史的事実だけは押さえておきたい。しかし、それは過去の軍人が行った過ちであることも事実である。私たちの殆どは、侵略など考えていない。ただ、マレーシアの観光をしたいだけである。だから、そこで過去の事をことさら持ち出す必要は無いと思う。しかし、過去の歴史を知った上でマレーシアの人と仲良くなるのと、知らないで仲良くなろうとするのとでは、仲良くなる中身が違うと私は思っている。だから、マレーシアにロングステイしようとしている人にはぜひ読んで欲しい。
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By すー
形式:単行本
 シンガポールに興味があったため、関連書籍を探していました。
 本のタイトルに「観光コースでない」とあるので、初めはマレーシア・シンガポールの穴場でも紹介しているのかと思いましたが、
そうではなく、1942年から3年間の日本軍によるマレーシア・シンガポールの侵略・占領について書かれています。

 本書によると著者は、以下のような境遇の人物です。
 ・母方の祖父が日本軍に連行されて帰ってこなかった。
 ・叔父1人は釈放されたが日本軍に拷問を受けた。

 その立場から書かれていることを認識した上で、
シンガポールの人(特に華僑)の中には、歴史をこのように捉えている人もいる
ということを知るにはよい書籍だと思います。
付け加えておくと、著者は1947年生まれのため、この侵略の時代を経験しているわけではなく、伝え聞いているだけのようです。

 本書には、この侵略に対する現在の日本政府や日本関連の公共団体の対応に対しての苦言が節々に表れています。
それはそれで著者の目線なので結構なのですが、著者の意見が「シンガポリアン」の総意であるかのように
書かれている箇所がいくつかあります。「シンガポリアン」という言葉が出てきている箇所は要注意です。
※おそらく、「シンガポリアン」を「筆者」に変えて読むと良いのではないかと。

 個人的に「事実」として学べたことは、
 ・侵略そのものについて。
 ・「華僑粛清」という、シンガポールでの日本軍による華僑虐殺があったこと。
 ・虐殺された人数が、東京裁判での「6千人」とシンガポール政府発表の「5万人」という差があること。
 ・1994年に土井たか子、村山富市が「日本占領時期死難人民記念碑」(通称「血債の塔」)に献花したこと。
くらいかな。献花についてはここでは詳しくは書きませんが。

 
 個人的な感想を含めて言うと、著者ははっきり言えば「反日」ですので、日本人の自分からすると良い気はしません。
上記の虐殺された人数に関しても日本が間違っているとしていますし、献花を勧めたのも著者のようですし、その他もろもろ…
それでもシンガポールに反日精神が一部存在するということに対しての理解には役立ったと思います。
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