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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
沖縄好きでも沖縄を知らないことは多いのだ,
By ちむぐくる (京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 観光コースでない沖縄―戦跡・基地・産業・文化 (単行本)
沖縄が好きでよく行ってるんだけど、この本に書かれているように沖縄の戦争の傷跡を直視することはなかった。沖縄から享楽を受けるだけではなく、過去の我々ヤマトンチュが沖縄に与えた甚大な被害を少しだけでも心に留めるためにも、沖縄好きの人にはぜひ読んで頂きたい、と思う。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
沖縄へ行くにはこの本を携えて,
By
レビュー対象商品: 観光コースでない沖縄―戦跡・基地・産業・文化 (単行本)
〜観光の沖縄、もう一つの沖縄の顔とは〜風光明媚な沖縄と多少の戦跡めぐりをして満足するのなら、本書は要らない。もっと沖縄の過去の傷みの隠された部分を知りたいならば、本書はその真実を開いて見せてくれていると言えよう。沖縄とはなにか、沖縄戦の跡をたざる、軍事基地をあるく、沖縄の産業に吹く風、宮古・八重山の風土と文化、沖縄の暮らし・祈り・文化、以上の章立ての中で、特に「沖縄戦の跡をたどる」を取り上げておこう。 死と生をわけた洞窟・チビリガマとシムクガマ、嘉手納空軍基地の中の戦跡・女子挺身隊「集団自決」の跡、帝国陸軍シンボルの地・摩文仁ヶ丘の碑群、鉄血勤皇隊最後の地・沖縄師範健児之塔、ひめゆり隊最後の地・荒崎海岸など。 最後に注目すべき問題提起がある。 「戦争体験の継承の仕方にもふたとおりあることを沖縄の戦跡は物語っている。 平和教育の原点としての戦跡。 皇軍の顕彰の地としての戦跡。 この二つの思潮が、はげしくシノギをけずっているのが、沖縄の戦跡の現状であり、ひいては日本の現在の姿ではないだろうか」
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
太平洋戦争関連の話題が中心,
By suna (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 観光コースでない沖縄―戦跡・基地・産業・文化 (単行本)
タイトルからはわかりづらいが、沖縄の負の側面、特に太平洋戦争関連の話を中心にまとめられた本。教科書として読むには信頼のおける文体で書かれており、沖縄戦を真正面から知りたい方には有難い本である。ただし、それ以外の話題には乏しく、たとえば観光本にのらないような島の人しか知らないようなしきたりや食文化や、または昭和以前、さらには明治以前の薩摩占領下、などの観点から沖縄を知りたい方には物足りない内容であるのも事実。また基地の話題については、現状の取り上げ不足の感もある。 しかし、これら違和感の元凶は実は”本のタイトル”にあるだけなのかもしれない。単純だが「沖縄戦」、等ならば・・。 しかし昨今の沖縄ブームにのったような享楽的な本とは一線を画す姿勢は高く評価されるべきで、今後も改版が続くことを望みます。
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