愛がある。ここには、マリアナ海溝より深く、太平洋より広い親父の家族愛がある。
人間離れした心の強さと身体の強さを持つ親父を描きながら、
ここにいる主人公たる親父の姿は、愛あふれるみんなの親父と一緒だ。
この親父は背中で愛を語る。生きる上での強さを語る。不器用だから、
背中で語る。その姿が、泣けてくる。
1巻のamazonレビューに、現在二つ載っている。泣ける話だと。
その意見は、間違いない。確実に人の心を揺さぶる親父の姿がここにある。
しかし、私は泣けるからオススメしたいとは思わない。単純に、この親父の姿を見て、
心を揺さぶられる人であるならば、その姿勢を格好いいと思う人ならば、
あなたの生き方にいい影響を与えてくれるはずな物語。そういう本だと思う。
もちろん、私も泣けました。