フランス料理店の中年オーナーシェフ3人の対談集。歯に衣着せぬというか、それなりに身勝手と思える意見も散見するが、ある意味シェフの本音が垣間見えるのが興味深い。
「レストランをランク付けして商売してる人は変」
「気に入らないことを書くだけなら誰でもできる」
「単純に嫌だと思ったら、もう二度とその店に行かなければいいだけ」
「インターネットであれこれ言うなら、直接オレに言えって思うけどなあ」
などというセリフは、辛口ガイドブックとやらの無自覚な筆者にぜひ読ませたい。
それにしても
「オーナーシェフで年収1,000万って、何人いるか?」
「スタッフにせめて人並みの生活をさせてやりたい」
というセリフには考えさせられる。
これら3店はいずれもシェフ自らが毎日厨房に立ち、媒体にもあまり登場しない、良心的な営業をしている。これらの店がそれなりの利益を上げられるように、個人的には応援したいと思うのだが・・・。