私は自分自身が機能不全家族で育った為に正しい親のあり方がわかりませんでした。自分の親が不完全な大人であったことが分かった時、親が子供に与える影響の大きさに愕然としました。今からでも遅くない。自分の人生を生きるために「親としての自分」の重要さを感じて欲しいと思います。産み育てた子供が将来自信を持って社会に出て行くためには「親の支え」が不可欠です。私は自分の親になかった物を子供に与えたくて「親業」を勉強しました。とても参考になったと共に、自分自身の子供時代までも見直すことが出来ました。同じ過ちを繰り返さないために、機能不全家族で育った方にぜひとも読んで頂きたいと思います。
この本では単に親のあり方だけでなく、「機能不全」を起こしている親への警告でもあり、自分がどう変われるか、どう変えていくかを自覚し学ぶものです。親が変われば子供も変わる。親に話せない本心をカウンセラーや他人に話せる理由や、一体親と何が違うのかを教えてくれます。初めての子供の誕生と共に1組の夫婦が「親」になりますが、この「親」は親の訓練を受けていない初心者です。「理想の親」を思い描いて張り切って頑張ることでしょう。でもそれは人としての自分を見失うことになりかねません。自分に満足できる人は誰にも優しく出来るのです。自分本来の姿で子供と向き合うこと。これが大事です。完璧な人・親なんてどこにもいないのです。子供(いつか大人になります)と人対人のつき合いが出来るなんて素晴らしいと思いませんか。