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親子という病 (講談社現代新書)
 
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親子という病 (講談社現代新書) [新書]

香山 リカ
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「家族よ、ありがとう」「ビバ! 親子」というメッセージが増加する日本社会。 誰もが切実に悩み、求める「幸福な親子関係」はあるのか。 親子の病理の根源を探り、処方箋を提言する。

内容(「BOOK」データベースより)

親が子の幸せを願う思いは無償なのか!?子が親を慕う気持ちに偽りはないのか!?すべての親子は、気持ちワルイ。

登録情報

  • 新書: 200ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/9/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406287962X
  • ISBN-13: 978-4062879620
  • 発売日: 2008/9/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者の香山さんには過去の著書やテレビでの印象に少々偏見を持っていましたが、
今回の作品は、適度な距離感を持って、表層的な実例引用はありますが「親子」
の「事例」を並列に記しており、彼女の個人的な意見(分析や結論でなくて、
あくまで「意見」レベルですが)も読者に媚びずにそれなりに書いていますので
、読者側がフラットに「意見」を述べやすい構成になっています。
その分、嫌味もなく、結構重たいテーマなのに無味のスープを飲んでいるような
感覚で読めました。
自分自身を、「子」の立場と「親」の立場で実感できる方(層)に適しているか
も知れません。
「親子」という関係が、もうそれだけで「病」なのだというアプローチ(決して
「結論」であってはならないと思いますので敢えて)は、思い悩んでいる人には
憑き物が落ちる思いがされるかも知れませんし、一層、刹那的になって、「おい
おい精神科医がそんなこと言っちゃって」という気持ちにもなるかも知れない、
そんな読後感でした。
でも、個人的には距離感があって、「読み物」の範疇でしたけど。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Moral Minority VINE™ メンバー
形式:新書
産んでくれてありがとう育ててくれてありがとうそんな家族愛を歌う音楽が多く見られ音楽以外でもそういった物言いが目立つ。しかしその一方で親が子をコロしたり子が親をコロしたりといった家族の暗い姿がある。一体どちらが現代の家族の本当の姿なのだろうか、というのが著者が前書きで書いた問題意識だ。著者は前書きの問題意識からどう展開させていくのか。結論から言えば著者によれば親子関係とは全て病であり健全な親子関係など存在しない。しかもそれは治療不可能であり予防のワクチンもない。(159頁)…親をコロす子、子を殺す親、こういう関係が病的なのは分かるとして、何故親を愛し、子を愛す関係も病的なのか。それは子がいつまでも親を愛す事を著者が「依存」と見なし親がいつまでも子を愛し、親であろうとする事を「支配」と見なすからであるようだ。

治療は不可能と言いつつ、それではさすがに、という事で著者は最後に「まだできること」として処方箋をいくつか挙げている。それは一言で言えば子供に対しては「親から独立せよ」「親に依存するな」というものであり経済力孤独力を高めてとっとと実家を出ろ、というものに近い。親に対しては「放って置いても子供は独立しない」という事と、「子供は意外と親思い」だという事、それを知っておくように、と言われる。

全体的には半信半疑。私は大昔から今の今まで家族とは関係が非常に悪く親子が病たりうる(いや著者によれば親子は病でしかありえないのだが)事は幸福な人よりは強く認識しているつもりだ。それでも少々半信半疑、まぁ通読はしたが軽く忘れるかなという内容。特に「ん?」と思ったのは著者が、家族が病である事が言われないのは、右派の人によって都合がいいからだという論調が堂々となされる部分。(150頁付近)若者達の家族ブームは国の利害と一致しているとされ「外国が攻めてきても貴方の家族を守れるために軍隊が必要」という改憲論が説得力を持つためには家族が必要なので、だから家族愛を謳う事は改憲論に与していると言われる。また死刑に関しても同じ事が言われ、家族が病として認識されると存置派にとって不都合なのだという事が言われる。先に言っておくが私は右派ではない。右派でないが、これは過剰に政治的イデオロギー的バイアスがかかりすぎた曲解かな、イチャモンかな、という印象は受けざるを得ない。無論、家族愛などが政治的に利用されるという事はある。それはろくでもない事とも言える。だが著者はどうか。家族愛なんて謳う奴は、家族の事を音楽にして家族ブームを煽ってる奴は改憲や死刑存置に協力してるんだよとでも言いたげな著者の物言いは、また別方面に家族を政治利用するものでもある。

まぁ著者も恐らく右傾化気味の世の中に危機感を抱いており、危機感を抱きすぎているから多少無茶な事も言ってしまい、様々な方面から右批判の材料を引っ張り出そうとしてしまうのだろう。そういう意味では本書は非常に政治的なものであると思った。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
2周読んでみたが読後感が非常に薄い。香山氏の脳内で全部完結してる印象がある。
突っ込みが浅いというか、突っ込めるほどには香山氏の中でネタがこなれてないとでも
いうか。あるいは香山氏自身がこの件にガチで突っ込めるほどには自分自身の問題を
乗り越えられてないのかもしれない。
レベルは今いろいろ悩んでいるけれども悩みの根源が何者か判らないという人々への
手がかり提供といった位置付けか。個人的にはお金払ったのは失敗だったかも...
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最近のカスタマーレビュー
根拠が薄弱
本の中で展開される著者の意見・推論に薄弱な根拠しかなく、引っかかることが多々あった。新書として出すのであれば、もう少しきちんとしたものがほしい。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: COCO
親子という人間関係にメスを入れたエッセイ書
本書の中で著者も述べているように、親子関係というのは家族の中でも
最も核となる関係であり、それゆえに現実(必要)以上に美徳化、神聖化... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: ミヤコ
立ち読みで済む
私自身、親子間のトラブルに悩まされている高校生なので興味惹かれて買ってみましたが…正直な感想としては、内容が薄い、文が飛躍しすぎ、著者の意見を断定的に書きすぎ。<... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 藍藤
親子関係に悩む人々へ
精神科医の加山リカ氏は、本書の結びにおいて、
自分自身が診察室にやってくる患者と「少しも変わらない」と告白している(あとがき)。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 不肖TAK
勇気づけられました
まさに今母親に支配されているような気がして悩んでいました。母は他の多くの母親と同じようにたくさん愛情を注いで、働きながら一生懸命育ててくれたのに、私の気持ちをわか... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: ぱーく
それは寄り添う仕事。
ポップミュージックで流行っている「ビバ!家族」という風潮。一見それは穏和なものなのだ... 続きを読む
投稿日: 2009/3/17 投稿者: 倒錯委員長
分析
親子関係や殺人というものをほぼ他の書物の力を借りずに書きあげた本です。
ある程度事実と反していますが楽しめます。テレビの世界の分析なので... 続きを読む
投稿日: 2009/3/5 投稿者: 人文社会ルプザレジオン
親子関係も視点によって異なって見える
... 続きを読む
投稿日: 2009/1/31 投稿者: hffrs850
親子関係で苦しむ人に
最近は人生でつまずいたときに親のせいにするのが流行りらしいが、育った環境が悪かったと悩み続けるより「そもそも健全な親子関係というものはない、みんな親子という病をも... 続きを読む
投稿日: 2008/11/2 投稿者: long cold winter
そうそう、そうなんだ、と思える人にはいいのでは
香山さんの本は軽い。
自分が体験したことと最近のニュースを観察して、さっと書いちゃった、
そんな印象です。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/31 投稿者: poire2
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