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親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち (扶桑社新書)
 
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親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち (扶桑社新書) [新書]

今 一生
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 厳しい雇用環境下に置かれる「就職氷河期世代」の20代~30代
の若者たちの中から、会社に雇用されることを捨て、自営志向による不労所得
に時間をかけ、親や同世代以上の年収を稼ぐようになった「ネオニート」といわ
れる成功者が現れ始めている。

 『新世紀エヴァンゲリオン』に心酔したこの世代は、マイペースで自分らし
く無理なく稼ぐ力を秘めているのだ。

 組織の人間関係や嫌な仕事を続けられることの「ストレス耐性」をニートにつ
けるために面倒を見てやるという責任を負う覚悟のある人や、自分の経営する会
社にニートを優先的に入れてやるという人がいれば、ニートは救われようもある
だろう。

 だが、社会にそんな酔狂な人はいない。

 政府の失業政策を待つ余裕のないニートは、自営でしか救われない、だから早
めに始めておけ、それも負荷の少ないネット・ビジネスを契機に...という本書
は、無理のないところから稼ぐ意欲を起こさせる極めて現実的な選択肢を示して
いる。

内容(「BOOK」データベースより)

厳しい労働環境下に置かれる「就職氷河期」世代の若者たち。ニート不安に揺れる彼らの間から、会社に雇用されることを捨てた「ネオニート」と呼ばれる成功者たちが続々と現れ始めている。大ヒットアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に心酔し、「自分の能力を受け入れてくれる会社はない」と悟った彼らは誰にも縛られない稼ぎ方に目覚め、持て余した時間と力を存分に発揮して短期間で儲けだし、同世代の羨望の的になったのだ。

登録情報

  • 新書: 255ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2007/02)
  • ISBN-10: 4594052452
  • ISBN-13: 978-4594052454
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 「こういう過激な、ま新しいことを書いて注目を集めようとする人って、いついかなるときにもいるもんだなぁ」と思いながら本書を手にとってみると、「あれ、意外とまじめなルポルタージュ!?」と思って読み進めてみたら、「なんだ、ネットビジネスの指南書か?」という具合に全体として何を言いたいのかまとまっていない印象だ。一つひとつの主張はよくわかるのだが。
 しかし、本書で紹介されていた人たちは、はたして「ニート」なのか?「働いていない。学業に就いていない」というだけで定義されてしまう「ニート」という言葉には問題が多いと思うが、本書もその問題を抱え込んだまま「ネオニート」という言葉を使ってしまっていると思う。私の印象では本書の登場人物はただの「ニート」でも「ネオ」でもなく、立派な自営業者であり起業家だった。「ネオニート」=自営ではないだろうし、「ニート」と「ヲタク」をほぼ同義として描いている点にも違和感を感じた。
 後半に進むにつれて、「下流から中流、上流に這い上がるための方法」という形で話がシフトしていた。それはそれで非常に興味深いものがあったが、一方で「弱いものいじめ」を誘発する危険性をはらんでいることを考えると現代の世相を反映した発想とも思えた。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
昨今社会問題化しているニートと一線を隔すネオニートに焦点を当てた一冊。登場する人々は一部親の遺産を株で食い潰している者もいるが、他の方はほとんど自営業者・SOHO起業家と呼んで差し支えないと思う。要はネクタイを締めて通勤こそしていないが、十分労働していると思うし恐らく大多数の会社員よりも創意工夫してリスクを取らないと稼げないと思う。特に本文中に結構なボリュームで説明されているゲストハウスを運営している方などはニートなどでは絶対なく完全なベンチャー起業家です。

最近は不景気によるリストラや雇用不安、うつ病などの病気で若くして働けなくなり社会からドロップアウトしてしまう人が大変多くいるが、そういった方には会社に勤めるという以外の選択肢を示している点は非常に評価したい。ただ具体的にどうすれば「稼げる」かという点では説得力が甘い。ネットビジネスは気軽に始められる反面、参入障壁があまりにも低いのでいったん儲かると分かれば我先にとその分野は食い荒らされてしまう。本文中に登場している人のブログなども消息不明になっている点からも、ネットビジネスで稼ぐことの難しさを物語っていると思う。

あと気になった点はネットビジネスの優位点を強調するあまり、さも会社員よりも経済的に自由で時間的にも恵まれているというような印象がある。これは情報商材などでもよく見られる手法だが、完全に間違っている。私自身もネットビジネスをしている自営業者だがハッキリ言ってまともにやろうとすれば会社員よりも割に合わないと思う。それに加え、社会的信用や人脈の少なさ・生活の安定(10年単位)を考えると会社員をした方が多くの人にとっては幸せなのではと感じることも多い。

とどのつまり、本文中に登場するネットビジネスで成功している人は単純に商才があり、たまたま色々な事情で会社勤めをしていなかったり、病気で働けないだけで会社員をしていても成功するような気がする(そうでなければ事業などが出来ようか!)。ニートだから稼げるというのは大間違いであり稼ぐ力のある人がたまたまニートであったと言う方が正確なのではないだろうか?

ただこの本の趣旨は大変素晴らしい物だし、行き場を失い希望を失くしかけてるニートや失業者・病気の人などには光明を与える一冊になりうると思う。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 最初にお断りしておくと、私は若いときに病気をし、以後、一般的な就職のレールなどからははずれている。社会状況の悪化もあり、後半生をどうするかは切実な問題だ。

 本書の著者は、様々な分野で活動するライター。若い世代の風俗などに詳しい。これまでも著者の文章を目にしたことはあるが、興味深く感じる部分と、どうももう一つ共感しえない部分とがある。

 この本では、著者がいう「ネオニート」がとりあげられる。ネットを通して生計をたてる若者達。所謂ゲストハウスの経営法。そして、若い世代の労働観の背景や、それへの著者の提言などが論じられる。

 以下は私の主観だが、日本の社会での労働=「社会人」としての「自立」とは、極端にいえば私は思わない。日本社会への移入は、むしろ個人性の捨象である。国際社会での日本と日本人を見ればわかる。その点では、企業への就職=社会人という発想は最早不要という著者の意見には賛成だ。

 しかし他方、では本書を「評価」できるかというと、ちょっと疑問を感じるのも事実だ。著者は、自分で文章は下手といっている。この本でいささか困惑するのは、著者の統一的見解のようなものが、どうももう一つわからない点だ。

 例えば、やはり社会と人間関係には「参加」すべきか。生計がたつなら引きこもり的人生でもいいのか。体を鍛え、様々な体験をしてみるべきなのか。ネット・ビジネスの可能性は高いのか。それとも、今の機会を逃せばすぐに厳しくなるのか。

 こうした点について、どうも、相互に矛盾する記述が多く感じられる。著者は、一貫性にはこだわらないのかもしれない。しかし、私にはどうも疑問が残る。戸塚ヨットスクールを支持(?)するのなら、そのまま既存の日本社会に入ればいいし、ブログの読者がそんなにいるだろうか。他にも首を傾げる点が多い。
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