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親の家を片づけながら
 
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親の家を片づけながら [単行本]

リディア フレム , Lydia Flem , 友重 山桃
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

父亡きあと、ひとり暮らしをしていた母が逝った。ひとり娘の私に残されたのは、両親の思い出に満ちたこの一軒の家だ。私は途方に暮れた。あまりにも多くの「物」が、ここにはある。今までは触ることすら禁じられていた両親の大切な私信や思い出の品々。しかたなく片づけるうち、やがて姿を現したのは、まったく知らなかった両親の素顔と、ふたりが生涯抱えていた深い心の傷だった―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

フレム,リディア
フロイト研究で知られる精神分析学者。ベルギー・ブリュッセル在住のフランス人

友重 山桃
東京大学経済学部卒。1歳から高校卒業までパリで過ごす。経済から精神医療、美術まで、様々な分野のフランス語・英語の通訳・翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 143ページ
  • 出版社: ヴィレッジブックス (2007/10)
  • ISBN-10: 4789731286
  • ISBN-13: 978-4789731287
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 234,198位 (本のベストセラーを見る)
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40 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 夢追人009 トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
フロイト研究で知られるベルギー在住のフランス人女性精神分析学者フレムの大ベストセラーです。本書は、作者自身が父に続いて母を失った時の実体験での心情を赤裸々に綴った内省の記録です。

親を失った悲しみを乗り越えて徐々に折り合いをつけて行く事、遺言状が無い為に、親が残した財産を自分が受け取る事を望んでいたかどうか確かめる術がない事。親から残された物は、何も無いのも辛いが、ありすぎるのも子供にとっては辛い事。そして作者の場合、両親がアウシュビッツを経験して奇跡的に生き残った重い事実を遺品が語ってくれる。生前は苦しくて辛すぎるからと両親が黙して語らなかった事実に改めて向かい合う。多くの「物」の処分に悩み苦しみながら決断を下して行く事。喪に服すという事は、感情を殺して悲しみに沈むだけでは無く、時に攻撃的になって怒りをも呼び起こしてしまう。しかし、それは誰もが通り抜けなければならない試練で、一方で人間を強くする機会をも与えてくれる大切な場なのだ。人生には悲しみもあれば、喜びもあってずっと続いて行く。

それぞれ生まれたお国は違っても、ここに描かれる感情は人として大事な共通項を含んでいます。だからこそ、本書が世界中の12の国で翻訳され共感を得ているのでしょう。本書は、幾ら時代が変わっても、私たちが守り続けなければならない大切なことがあると改めて教えてくれる、心と魂に訴えかける貴重な一冊だと思います。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Dolly the Cat トップ50レビュアー
形式:単行本
父に次ぎ母を亡くしたブリュッセル在住の精神分析学者「私」は、一人娘ゆえ、たった一人で両親の残した家を片づけることになった。母親とうまくいっていなかった「私」は、激しい感情に揺すぶられながら、少しずつ片づけはじめるが…… 。
両親ともに強制収容所からの生還者だったのに、その悲惨さゆえ、両親は生前口をつぐんでいて、ずっと距離を感じていた「私」。そうした過去のせいで、物を溜めこんでいた親…… 。重すぎる親の過去が、娘に影響しないはずはない。そこまでではないにせよ、普通の家族関係でも亡くなった親への思いは複雑だろう。それはわかるのだけれど…… 、作者がまだ感情を整理しきれていないのか、話の流れがあまりよくない気がした。それに訳も読みにくい。話題作で期待していたのに残念。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By malico
形式:単行本
私が言いたかったことの多くが書かれていました。
ほとんどの人は,遅かれ早かれ必ず両親を見送る立場になります。
どんなに幸せでも必ず「別れ」はやってきます。
誰もが知っているはず。
ほとんど語られることがない現実がここにありました。
高度経済成長後の豊かになった日本は,核家族化が進みました。
書かれている現実が,これからの問題として浮かんで来ることでしょう。
著者が伝えたいことは,同じ体験を実際にしなければ分からないかもしれません。
ご両親が健在のときだからこそ,読んでおくべき本だと思います。
その日が来たとき,自分だけが特別な感情を抱いているのではなく,
多くの人が同じような体験を乗り越えてきているということが,支えになることでしょう。
これからの生き方を変える一冊だと思います。
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