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最も参考になったカスタマーレビュー
40 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
親について考える人生の指針の書。,
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レビュー対象商品: 親の家を片づけながら (単行本)
フロイト研究で知られるベルギー在住のフランス人女性精神分析学者フレムの大ベストセラーです。本書は、作者自身が父に続いて母を失った時の実体験での心情を赤裸々に綴った内省の記録です。親を失った悲しみを乗り越えて徐々に折り合いをつけて行く事、遺言状が無い為に、親が残した財産を自分が受け取る事を望んでいたかどうか確かめる術がない事。親から残された物は、何も無いのも辛いが、ありすぎるのも子供にとっては辛い事。そして作者の場合、両親がアウシュビッツを経験して奇跡的に生き残った重い事実を遺品が語ってくれる。生前は苦しくて辛すぎるからと両親が黙して語らなかった事実に改めて向かい合う。多くの「物」の処分に悩み苦しみながら決断を下して行く事。喪に服すという事は、感情を殺して悲しみに沈むだけでは無く、時に攻撃的になって怒りをも呼び起こしてしまう。しかし、それは誰もが通り抜けなければならない試練で、一方で人間を強くする機会をも与えてくれる大切な場なのだ。人生には悲しみもあれば、喜びもあってずっと続いて行く。 それぞれ生まれたお国は違っても、ここに描かれる感情は人として大事な共通項を含んでいます。だからこそ、本書が世界中の12の国で翻訳され共感を得ているのでしょう。本書は、幾ら時代が変わっても、私たちが守り続けなければならない大切なことがあると改めて教えてくれる、心と魂に訴えかける貴重な一冊だと思います。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
誰もが経験することなのだろうけれど…… 。,
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レビュー対象商品: 親の家を片づけながら (単行本)
父に次ぎ母を亡くしたブリュッセル在住の精神分析学者「私」は、一人娘ゆえ、たった一人で両親の残した家を片づけることになった。母親とうまくいっていなかった「私」は、激しい感情に揺すぶられながら、少しずつ片づけはじめるが…… 。両親ともに強制収容所からの生還者だったのに、その悲惨さゆえ、両親は生前口をつぐんでいて、ずっと距離を感じていた「私」。そうした過去のせいで、物を溜めこんでいた親…… 。重すぎる親の過去が、娘に影響しないはずはない。そこまでではないにせよ、普通の家族関係でも亡くなった親への思いは複雑だろう。それはわかるのだけれど…… 、作者がまだ感情を整理しきれていないのか、話の流れがあまりよくない気がした。それに訳も読みにくい。話題作で期待していたのに残念。
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あなた自身を振り返る”きっかけ”になると思います,
By malico "non" (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 親の家を片づけながら (単行本)
私が言いたかったことの多くが書かれていました。ほとんどの人は,遅かれ早かれ必ず両親を見送る立場になります。 どんなに幸せでも必ず「別れ」はやってきます。 誰もが知っているはず。 ほとんど語られることがない現実がここにありました。 高度経済成長後の豊かになった日本は,核家族化が進みました。 書かれている現実が,これからの問題として浮かんで来ることでしょう。 著者が伝えたいことは,同じ体験を実際にしなければ分からないかもしれません。 ご両親が健在のときだからこそ,読んでおくべき本だと思います。 その日が来たとき,自分だけが特別な感情を抱いているのではなく, 多くの人が同じような体験を乗り越えてきているということが,支えになることでしょう。 これからの生き方を変える一冊だと思います。
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