親の介護は、特に独身の初老の域に達した男女にとっては深刻な問題。本書は、役立ちそうな情報満載で、介護保険、介護制度の仕組みを懇切丁寧に改札してあり、便利。実用的。
しかし、一番読みたかったのは、現実に他の人がどうやっているのか、苦労しているか、という部分で、幾つか例が載っており、そのどちらも深刻な例なのだが、もっと読みたかった。体験談を読みたい。結構先人の経験談は役に立つのです。
面白いと思ったのは、男が介護すると、何でも自分でコントロールしようとして自滅する危険があるが、女は様々な助けを借り、あまり深刻に考えず、長続きしやすい傾向があるという分析。確かに、自分の例でも、そうかもしれない。女性の方が介護に向いているなと思うことは多い。過剰な期待をされても女性は嫌だろうけれど。
介護制度のガイド本と思って読めば、とても有益です。