ついにこの時が来てしまいました。
この半分のページしかない130巻。
栗本薫による「グイン・サーガ」の最終巻。
30年の長きにわたり書き継がれてきたこの物語が終わってしまうなどということは、ましてや未完で、考えられません。
この130巻のストーリー展開は、今までになくスムーズです。
でも、意外性に溢れた展開や、先を暗示する話の挿入はちゃんとされています。
それだけに、この半分の分量に作者の心血を注いだ「書きたい」と言う強い気持ちを感じます。
死の1ヵ月前に書かれたこの本に、作者のこの物語を愛する情熱を感じます。
作者の夫であり、第1巻の時の編集者であった今岡氏が語るように、この「グイン・サーガ」の世界を広げてくれる人が出てくることを強く望んで止みません。