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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あっちの世界?こっちの世界?,
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レビュー対象商品: 見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録 (ちくま文庫) (文庫)
「芸術はせまい」そう言い切る。もはや芸術というものにすら捉われない横尾忠則の作品たち。 どうしてああいう作品が生れるのか、なんとなくわかってきます。 そしてそんな不思議で魅力的な世界をこちらも垣間見れます。 淀川さんの分析も面白い! 芸術に興味がある人もない人もいち世界観として、楽しめるとおもいます。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
装丁も好き,
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レビュー対象商品: 見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録 (単行本)
横尾先生の装画を見てつられて思わず購入したのだけれども、ずるい!学生時代の私はこの本を読み、アートとは何ぞや?と 思いを馳せておりました。私はアートの世界にこの本を通じて参入したのですけれども、純粋培養のようですね私は。横尾先生の考えはまだ特殊な部類に入るのかもしれません。でも私は素直な学生だったので「そういうものなのか」と素直に受け止めて読んでいましたね。私の青春の1冊です
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
草間彌生の仕掛けた喧嘩が面白い,
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レビュー対象商品: 見えるものと観えないもの―横尾忠則対話録 (ちくま文庫) (文庫)
この本の中で面白いのは草間彌生との対談である。途中で草間は「この対談を降りたい」という。 その理由として、隠遁者のような生活をしている自分とマスメディアに頻繁に登場している横尾は違いすぎる、とか、 横尾は子供の頃から模写をしていたといっているが草間は子供の頃からオリジナルを作成していた、とか1960年からどうしようもない日本の画壇ではなく、 最先端のNYで本当に新しいことをして認められていたのは草間だとか、を挙げる。編集者の取りなしも空しく、草間はとうとうこの対談を降りてしまう。 言葉通り横尾への嫌悪感とも考えられるが、ライバル意識かもしれないし、嫉妬かもしれない。 いずれにせよ「ピカソもウォーホールも出し抜いて世界一になりたい」という草間彌生が、横尾を無視できなかったということだろう。 興味深いやりとりではある。 もう一つは黒沢明との対談。 「男の母性本能をくすぐる横尾ちゃん」と和田誠がいっているが、横尾は、淀川長治との対談もそうだが、 年上の男との対談で聞き手に回ったときに本領を発揮する。ここでは黒沢は非常にいい気分で語っており、横尾も黒沢の映画を誉めあげる。 このあたりは村上隆が同じ黒沢映画を評して、 「完璧主義を貫徹させるためにすべてを賭ける。ぴちっと構築されているけど、どうも今ひとつ観る者のハートを刺激しないというか」云々といっているのと対照的でおもしろい。 この本は横尾が四〇代の頃のもので、若い頃と同じように霊感や幽体離脱、エイリアン、UFOとの接触等々を語っており、後年自ら批判しているように、 そういうものをもっている者は特別なのだ、という臭みが強く漂っていて読んでいてあまり心地いいものではない。
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