私は一作目の、ラストバリアを何年か前に読んだ後、この本に出逢いました。
習慣を変えず、宿命にもてあそばれるか、それとも運命の潮の流れに乗って、自分の可能性を見いだし、
生まれて来た目的を成就するか、といった事、意識的に生きる事、について、物語調に進んで行きます。
この作品の中では、女性性について、セックスについて、など、細かいディテールにも及んでいます。
主人公が、一作目、トルコで学んだ事を、この2作目で、実際の生活に活かす、といった展開でしょうか。
題名のとうり、死について、又は、死から学ぶ生という(ちょっと武士道みたいですねえ)展開でもあります。
山川夫妻による訳の本は共通してそうだと思うのですが、読んでいて心強く感じる作品です。