飛行機でいければたったの数時間の距離にある国々。この本で紹介されているのは、地理的には日本に近くても、イメージの距離はアメリカやヨーロッパよりも遠い国々ばかりです。それくらいこの本で扱っている地域の情報は少なくて、目に触れる機会はめったとありません。
でも、当然、そこにも多くの人々が生活していて、商いをしていて、恋をしていて、歌っていて、悲しんでいて、泣いていて、そして笑っています。一生に一度、これらの地域に訪れてみることが、あなたの人生を何倍も何倍も豊かにしてくれることにつながるかもしれません。かくいう私も、ひょんなことからタイ―ビルマ国境を訪ねる機会があってからかれこれ5年、毎年の新しい発見が、世界への理解を大きく変えてくれました。
この本の著者である専門家の方たちは、各地域の情報を、行きかたや必要なことだけじゃなくて、今起こっている問題の背景を簡潔にわかりやすく紹介してくれています。
あなたがもし旅行好きなら、ぜひこの本を片手に、自分の日常とは違う一日が、同じ地球上の時間を分け合っていることを体験してみませんか?