宇宙でSFなロボアクションや武術ありで武侠小説です。
その武侠がふるっている。童貞のみが習得可能な伝説の武術。
悪党に同情の目で見られたり、ことあるごとにまだ10代なのにウィザード呼ばわりされます。そのくせイチャイチャすごいし。
守らないといけないもの分かりやすく、最高にお馬鹿な設定で面白いです。
宇宙には正義の武侠団体と悪の組織があって、正義の武侠団体の高弟でありながら足抜けした主人公達は悪党からお姫さまを救い出し。いろいろと因縁がありながら、ここまで武術を極めてなんで悪人やってんだよって感じのすがすがしい悪役と戦うという物語です。
欠点は時代小説ばりの文章の多さとこのページ数。選評も『読み難い』で見解一致しているぐらいです。
ラノベでときどきある2ページセリフのみとかの逆パターン。セリフなしの地の文がみっしりとつまってたりします。そのため読むのに平均的な250ページものの2倍の時間がかかりました。
テレビ番組で読みやすいように250ページに削るのが重要だと語っていた編集部がこのページを許容しているように、この読みにくい文章とボリュームが魅力と思います。
大賞というと無難な売れ筋って印象がありますが、これは冒険したなーという印象です。読み難いのは確かですが、じっくり読むと面白かったです。スペオペでいいんじゃない。