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覇王の家〈下〉 (新潮文庫)
 
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覇王の家〈下〉 (新潮文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戦国時代の混沌の中から「覇王の家」を築き上げた家康の、勝者の条件とはいったい何だったのか…。小牧・長久手の戦いで、時の覇者秀吉を事実上破った徳川家康。その原動力は、三河武士団という忠誠心の異常に強い集団の存在にあった。信長や秀吉とは異なる家康の捕らえがたい性格を、三河の風土の中に探り、徳川三百年の精神的支柱を明かしつつ、日本人の民族性の謎にまで迫る。

登録情報

  • 文庫: 367ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/05)
  • ISBN-10: 410115239X
  • ISBN-13: 978-4101152394
  • 発売日: 2002/05
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 993改 #1殿堂 トップ500レビュアー
形式:文庫
戦国3部作も後半に入り、いよいよ家康が天下を取ります。しかし、あいかわらず、家康から主体的に仕掛けることは無く、物語は粛々と進んでいきます。

読み終えても、面白かったなあという印象は薄い本です。なぜかと考えて気づいたのは、家康の「自分から仕掛けることはしない。ただ、受身の立場でBESTのことをする」というのは、現在の日本人にあてはまるのではということです。即ち、現在のつまらない日本人の姿と家康が重なりあうから面白くなく、ああいう人になってみたいと思うから、信長・秀吉についての小説は面白いのだということです。内容自体は面白くありませんが、家康を現代日本人の典型として描いた司馬遼太郎の筆致に星5つです。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
信長が本能寺で斃れ、命からがら故郷に帰った家康に対して、電光石火のごとく天下をとった秀吉。家康にしてみれば、秀吉の手法は手品に見えたに違いません。何しろ、家康は常に慎重に、大きな失敗を回避するような行動を常としたからです。
そんな家康でも東海地方に大きな勢力を気づき、ついに、天下人・秀吉と戦うことになります。負けなければ勝ちの家康。長期戦にもちこみついに和睦を勝ち取ります。
…と、本書はここでいきなり家康の死に際にタイムスリップ!この展開には苦笑せずにはいられませんでした。まぁ、関ヶ原にしろ、城塞にしろ、司馬はこの飛ばした時期を書いてますからね…そちらを読め、ということでしょうか。
ところで、本書では一貫して、三河人の朴訥さ、質実さが書かれていて、そのメンタリティがその後の日本人を形成したとまで論じていますが、本書で司馬が一番言いたかったのはそのことだったのではないでしょうか。
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三河という家 2008/3/29
形式:文庫
三河武士という功利的ではなく、
忠誠心に篤い家族集団。
その頂点に立つ家康。

家康はその家長として、役割を
見事に演じたと著者は捉えています。
その家風は、江戸時代に日本人の
家風となりいまだに影響を受けている。

また信長に従い、信玄や秀吉に徹底的に
抗った家康の思考を推測することができます。
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