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西郷の貌
 
 

西郷の貌 [単行本]

加治 将一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

歴史作家・望月真司は、一枚の古写真に瞠目した。「鳥津公」とされる人物を中心に、総勢一三人の侍がレンズを見据えている。そして、その中でひときわ目立つ大男…かつて望月が「フルベッキ写真」で西郷隆盛に比定した侍に酷似していたからだ。この男は、若き日の西郷なのか?坂本龍馬や勝海舟らと違い、西郷を写した写真は現存しない、とされている。よく知られた西郷の肖像は、彼の死後、外国人が描いたものだ。「一三人撮り」の大男が西郷だとしたら、この写真はいつ、何のために撮られたのか。謎を解明すべく、望月は鹿児島へ飛んだ。明治維新の中心人物たちと「南朝」を結ぶ糸、西郷と公家の関係、武器商人・グラバーの影…望月は、次々と驚愕の事実に直面する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加治 将一
1948年、札幌市生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。明治維新の裏面を描き、坂本龍馬暗殺犯を特定した『あやつられた龍馬』(文庫版は『龍馬の黒幕』と改題)など、歴史のタブーを破りつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2012/2/2)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396614136
  • ISBN-13: 978-4396614133
  • 発売日: 2012/2/2
  • 商品の寸法: 19.6 x 13 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 49,074位 (本のベストセラーを見る)
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今回も届いたら休む間もなく読み続けすぐに読み終えました

「龍馬の黒幕」では"幕末の陰謀の影に秘密結社フリーメイソンあり"だったのですが
「幕末 維新の暗号」以降の望月シリーズはフリーメイソンの話は消えて、その代わり
陰謀の影には"隠れ南朝勢力"というように変わってきています

望月氏が主人公ですが、西郷隆盛の写真の謎解きの場面は穏やかで頭の良い語り口なのですが
天皇の話になるとまるでそれまでの望月氏から加治氏にスイッチが切り替わるように、とたんに
過激で攻撃的な口調に様変わりしてしまいますね。よほど個人的に皇室が気に入らないんでしょうか

今回の本のなかで維新の政府の策略についてはなるほどと驚かされる話があるのですが
そういった事実に絡めて

「維新政府は裏でこんなことをやっていた事実があるんだよ。だから天皇の歴史もおかしいんだよ」
「幕末維新には、実はこんな裏があったんだよ。 だから天皇の歴史も裏で何かあるのが当然だよ」
「今の政府でも原発事故を隠蔽しただろ。 だから天皇の歴史も隠蔽されていて当然だよ」

といった調子で、説得力のある話に絡めて説得力のない話まで事実であるかのように思わせるような
書き方がちょっと強引すぎてイライラしましたね

個人的には淡々と事実を調べてそこから事実を推測するというほうが好みであり
筆者のイデオロギーが強く感じられると、とたんにつまらなくなります
筆者の都合がいい方向に結果を導き出すということが想像出来るからです

途中から話が「隠れ南朝の陰謀」の方に向いてしまいましたが、写真のことをもう少し
掘り下げてほしかったですね、それぐらい衝撃的な内容だと思います。
これについてはぜひ続編をお願いしたいです。

最後に、「龍馬の黒幕」の本のレビューで
「フリーメーソンから離れて書かれた方が説得力があったような気がする」
と書かれた読者がいましたが、今回の作品も
「隠れ南朝」から離れて書いた方が説得力があったと思いました
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
加治さんの小説は毎回楽しく読ませていただいております。今回、存在しないと言われてきた西郷さんの貴重な写真を見られただけでこの本を買った価値がありました。混乱の幕末明治の時期、後世では私利私欲に走ったといわれている人でも日本の未来のためにと生きた一面もあったことでしょう。それぞれの登場人物が実に複雑な思いでうごめいていた時代であったと思います。しかし、西郷さんには首尾一貫した、本当にぶれない、人間の大きさを感じますね。また、加治さんの作品中にはいつも文字と矢印であらわした簡単な図がよくはさまれるのですが、これが実に分かりやすく理解を助けてくれます。今作は装丁も素敵で黒を基調に西郷さんの4枚の肖像画をあしらい印象的でした。一つだけ難があるとすれば、大宰府天満宮の像の写真はもう少し大きく鮮明に見たかった気がします。最後になりましたが今後も続編を大いに期待しています。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
昨年3月26日、やっと常磐道が通行可になり、なんとかノロノロ走り始めたいわき発の高速バス4台の内の一台に乗り込むと、まわりはすべて避難する人、わたしは、スーツを着ているものの風呂もろくに入れず無精ひげ、めちゃくちゃになった自宅の一室から西郷さんの写真をなんとか持ち出し、目指すはネットで知った加治先生のセミナー、母は、なぜこのような時に東京に行かなければならないのかと問いただし、わたしはただ、行かなければならないとくり返すのみ、行かなければ西郷さんの真の貌は世に出ないと判っていたから、写真を加治先生に手渡すと全てを察し、それから10ヶ月、わたくしが分からなかった事も加治先生が調べ本に書いてくださいました。ですから皆さん、ぜひこの本を読んでください、この国の隠蔽がずーと続いているのが分かるはずです!
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投稿日: 3か月前 投稿者: nyagorin
確かにこの写真から立ち昇るオーラは大西郷ではないのか
独特の文体ですが、面白かった! 本書70頁の「一三人撮り」が1864年12月の撮影(226頁)、同37頁の「フルベッキ写真」が1865年2月の撮影(『幕末... 続きを読む
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