ぶっちゃけ、好みが分かれると思います。「ウッキー」と叫んで遊べる年頃の子ども、悟空の決めゼリフを知りたい、とにかく悟空好き、などの方には嬉しい、全編(当然と言えば当然か)悟空視点からの語り口。ですので、テレビで「悟空が居合せていなかった」シーンは、あまり文章化されていません。三蔵法師自身の心情などを知りたいところですが、悟空以外のキャラはほぼ映像のセリフのみです。「悟空以外のファン」「ノベライズだから映像に出てこなかった詳細が!」「ハード(大人向け)な内容になってる?」という期待をされている方、ちょっとごめんなさいです。言葉遣いがテレビよりさらにやさしくなってます!ただ一点、テレビ版「滅法国」で凛凛にナイフ投げつけたのは犬魔将軍なのですが、小説版では…が…したことになってるんですよね。「いい歳した大人」の私としては小説版の方が好きで、それで星を4つにしました。テレビもこのトーンで行ってくれてたらなぁと想像しちゃいます。小説版へねじ込んだあたり、「本当はこうしたかったんだけど、キッズへの配慮も…」という製作者さんのさじ加減のご苦労と意地の表れなのでしょうか。小説化にあたり、(テレビ版に)多少の変更と創作が加えられていることをあらかじめご了承の上、ご購入下さいませ。映画化決定万歳!