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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
豊かな心,
By カスタマー
レビュー対象商品: 西行 (岩波新書) (新書)
「願はくは 桜の下にて 春死なん そのきさらぎの望月のころ」この歌を中心に、西行の死生観を考察するのがメインです。 この歌の言葉の響きだけでも何となく、良い。と感じることができますが、この本の解釈をじっくり読むと、改めて 西行の歌の中にある生と死、無と無限、などの価値観がわかり、じんわりとした感動がひろがります。西行の経歴や、死後に残された『西行の出てくる民話』などについても触れているので、まじめな西行入門として良いです。
5つ星のうち 3.0
西行のこと,
By
レビュー対象商品: 西行 (岩波新書) (新書)
著者は文芸評論家。さまざまな日本の作家についての本がある。本書は、西行の歌の解釈を中心に、生涯、伝説、故地などについてまとめたもの。 さまざまな先行研究を渉猟し、解釈や分析も穏当なもので、バランスの取れた内容となっている。 歌や生涯から、西行の心の内へと迫るような書かれ方がされているが、著者の主たる目標は、西行が技巧でも心情でもなく、ただ感じるままを歌として表現していたのだというところにあるらしい。そのあたり、私にはちょっと良く分からなかった。 西行のあらましを知るには適した本と思う。
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