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西瓜糖の日々 (河出文庫)
 
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西瓜糖の日々 (河出文庫) [文庫]

リチャード ブローティガン , Richard Brautigan , 藤本 和子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

コミューン的な場所アイデス〈iDeath〉と〈忘れられた世界〉、そして私たちと同じ言葉を話すことができる虎たち。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映した著者の代表作。

内容(「BOOK」データベースより)

コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢見る幸福とは何だろうか…。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説。ブローティガンの代表作。

登録情報

  • 文庫: 209ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4309462308
  • ISBN-13: 978-4309462301
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 33,664位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
こわばる顔 2011/1/29
By がい トップ500レビュアー
形式:文庫
ブローティガンの小説にはある程度まで
のん気にのほほん、と進行して、
急に真顔になって、こっちが声をかけても
返事ひとつしない無表情、
になって展開して終わって行く、みたいな
パターンがあります。

浅野いにおさんの漫画「おやすみプンプン」で
印象に残る小道具として描かれた「愛のゆくえ」と
本書が、その双璧のように思います。

ヒッピーのコミューンの理想と現実を、
身近にはいたが世代的に少し上で、
ジャック・ケルアックたちや、彼の追随者たち
のようにフラワー時代を謳歌できなかった
ブローティガンが、
SF風ファンタジーとして、冷たい、とすら
言える調子で描きます。

「ビッグ・サー」はヒッピーブームに身をやつして
いましたが、この作品ではもう付き合ってらんない、
って感じです。

途中に出て来る、メインのストーリーとはほぼ関係のない、
「わたしの名前」という章がスゴい!!

まさにブローティガンの精髄です!!
ここだけで買う価値ありますよ!!
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By るるやま・かおる VINE™ メンバー
形式:文庫
20年以上も前に単行本で読み、それ以来、ずっとマイ・オールタイム・ベスト20の1冊。どんな具合に好きだったのか忘れていたが、文庫化された本を読んですぐにわかった。

「いま、こうしてわたしの生活が西瓜糖の世界で過ぎてゆくように、かつても人々は西瓜糖の世界でいろいろなことをしたのだった。あなたにそのことを話してあげよう。わたしはここにいて、あなたは遠くにいるのだから」

これが本書の始まりの文章。見事だと思う。そうかもしれない、と思う。ぼくも、かつては西瓜糖の世界で暮らしていたのかもしれない、と。それはとても素敵なことだったのかもしれない。そして、いまは遠くにいるのかもしれない、と。自分にとって大切なことを思い出させてくれる本、だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
26 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
~四半世紀ぶりに、(そして今度は初めて日本語で)読み返してみて、やはり、「何だかわからないけれど、素敵」だとおもってしまいました。

当時私がこの本を、そして著者の書いた他の本をとったのは、英語が簡単、そして長くない、というのがその理由だったけれど・・・、非常に平易な文章でこれだけの世界を作り上げられるのか、とびっくりしたものです。$N~~$
彼がこの本での書いた世界を無理に例えて言えば、モロッコのマラケシュや、ネパールのカトマンドゥ、はたまたペルーのクスコなどでしばらく沈没して、その街の物語にとけこんでしまったときの感覚と言えば、言えるのでしょうか。

村上春樹、村上龍の両村上をはじめとして、日本の現代文学にさりげなく大きな影響をあたえているリチャード・ブローティガ~~ンの本を是非読んでいただきたいとおもいます。しかし、初期の代表作である「Trout Fishing in America(アメリカの鱒釣り)」、「Abortion(愛のゆくえ)」とこの「In Watermelon~~ Sugar(西瓜糖の日々)」以外の作品は、日本でもアメリカでもあまり読むことができない現状はさびしい限りです。やはり、80年に登場したレーガン以降の強きアメリカを無理でも標榜する時代と確執があるのかもしれません。(さて、半日かけてでも、押し入れのなかにねむっている、彼の書いた作品たちをひっぱりだしてくるかな・・・。すでに黄ばんではいるだろう~~けれど)

この作品は中沢新一氏の「緑の資本論」など一連の対称・非対称を論じた本とあわせ読むと面白いかもしれないと感じました。~

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最近のカスタマーレビュー
ぜーんぜん参考にならない個人的見解です
どんな残酷な世界の中にも悲しい灯は光り、少しは明るくなる。
そんなことを思わせてくれる作品。

アイデス=I DEATH... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: まさもち
「二十日鼠と人間」と「不思議の国のアリス」を足して二で割ったような。
雑誌HUGEで紹介されたので興味を持って読んだけど、確かに面白かった。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: sanjunio
再読、再々読にたえる
長い詩のような散文。
プロットらしきものもあるが、それが鮮烈なイメージの積み重ねによって構築されていく。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/31 投稿者: 金井隆之
山盛りの 西瓜砂糖の中に居て 少年一人笑っていたり
ブローディガンは初めて読んだが、なかなか面白かった。やっぱり、この何ていうのかなぁ、泡のような感性って、必要だと思うんですね。詩だけじゃなく小説を書くときにも。シ... 続きを読む
投稿日: 2004/9/23 投稿者: 耶律楚材
忘れようとしても思い出せない
自分達がどこから来たのか思いださないようにすること、特定の事を忘れ続けようとすること。... 続きを読む
投稿日: 2003/12/25 投稿者: dovecraft
そんな場所は存在しない
まずは藤本和子さんの訳が素晴らしい。日本語の文章としてとても美しい。ブローティガンの作品の中では物語の比重が大きい作品のように思うが、この文体を味わうだけでも十分... 続きを読む
投稿日: 2003/12/14 投稿者: "hlb"
物語
村上春樹さんの「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の中の「世界の終わり」の章のような静かな世界が良かった。原文は読んで無いので分かりませんが、大変読みや... 続きを読む
投稿日: 2003/8/20 投稿者: まっちゃん
「西瓜糖」という言葉の魔力
暴力や流血のシーンもあり、けして穏やかな美しい小説ではないのだが、「西瓜糖」という言葉のほのかに甘い感じが、すべての文章に影響を与えているようで、なにやら不思議な... 続きを読む
投稿日: 2003/8/9 投稿者: schazzie
自然から哲学が生まれる。
自然の中から哲学が生まれる。そんなことを話すと、恥ずかしいような気がしますと語る、美術家・永井宏が愛したリチャード・ブローティガンの詩集です。... 続きを読む
投稿日: 2000/11/9
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