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西洋哲学史 1 「ある」の衝撃からはじまる (講談社選書メチエ)
 
 

西洋哲学史 1 「ある」の衝撃からはじまる (講談社選書メチエ) [単行本(ソフトカバー)]

神崎 繁 , 熊野 純彦 , 鈴木 泉
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

哲学史の醍醐味がここに結集!      前ソクラテス期の哲学者パルメニデスの「存在」をめぐる考察にこそ西洋哲学の起点がある。その思考を読み解く論考に始まり、ニーチェ、ハイデガーに至る第1巻!

内容(「BOOK」データベースより)

待望の「哲学史」、全4巻、ここにはじまる!「ポスト・モダン」という呼称さえも色あせてきた二一世紀にあって、あえて、「哲学史」の下限をパースやベルクソンあたりにまで押し上げる。ニーチェやハイデガーは第1巻で論じる。パルメニデスの「存在」をめぐる思考に西洋哲学の起点があることを再確認し、中世を暗黒の時代ではなく、絶えず再生を繰り返した時代として、とらえ直す―。従来の固定的な哲学史叙述を排し、「現代哲学への通路」としての魅力ある哲学史を提唱する、渾身の画期的シリーズ、ついに刊行開始。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 456ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/10/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062585146
  • ISBN-13: 978-4062585149
  • 発売日: 2011/10/12
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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54 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Milk
”待望の「哲学史」、全4巻、ここにはじまる!”となれば、中央公論新社の「哲学の歴史」を途中で放り投げた評者としては手に取らざるを得ない。

第一巻の副題は”「ある」の衝撃からはじまる”である。パルメニデスの「ある」に関する思索がギリシャ哲学の起爆剤となり、そこから西洋哲学が始まったと説く第一章ではたしかに目から鱗が落ちた。

しかし、その後がいけない。とにかく難解である。「古代ギリシャの数学」はご愛嬌としても、「ハイデガーと前ソクラテス期の哲学者たち」の章で以下の文章に至り、自らの無知蒙昧はさて置き、講談社の宣伝に絡め取られた自分を発見した。

”そのために『存在と時間』では、存在了解一般が遂行される場としての「現存在」自身が、それ自体の再帰的構造にもとづいて自己反省的に自らの時間的構造を解明し、その時間性の構造変容から存在了解の多様性を示すという鮮やかな手法が取られたのである。”

ハイデガー学徒以外に上記の様な文章を理解できる人が日本に何人いるのだろうか。こういう哲学史を”待望’している人はどういう人なのだろうか。講談社は選書メチエではなく、学術文庫の方で出版すべきだったのではないのだろうか。とにかく本の内容はほとんど理解できないので、書評にもならないが、私の様な人をこれ以上出さないために、レビューを書きました。哲学に相当の学識があるならによいが、そうでなければ、Caveat emptor (買主注意せよ)です。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
哲学史は、過去の哲学者の思想をまとめて時代順に並べたものではない。自らの哲学を練り上げるための血肉となってはじめて哲学史といえる――本シリーズのいう「哲学史」をひとことで表せば、こんな感じでしょうか。20世紀に、ハイデガーやフーコー、ドゥルーズがそれぞれ独自の哲学史観をもって自らの思想を紡いだのに比べて、やっと日本にもまともな哲学史観を共有する機運が出てきたなぁ…と思います。

シリーズ第1巻の本書では、パルメニデスからアリストテレスまでの古代ギリシャ哲学をめぐる八つの論考が収録されています。個人的には、なかでも納富信留「パルメニデス」と村井則夫「ハイデガーと前ソクラテス期の哲学者たち」が勉強になりました。

ただ、論者全員が本シリーズの理念を十分に理解しているかどうかは微妙な印象を受けました。もちろん哲学史観は論者によって異なっていて当然なのですが、基本理念はきちんと共有していてほしい。そうすれば、中央公論新社の『哲学の歴史』シリーズとはもっと異なった切り口になったと思うのですが…。続刊に期待します。

なお、従来のような通史を読みたい方は、中央公論新社の『哲学の歴史』シリーズか、熊野純彦『西洋哲学史』(岩波新書、全2冊)がおすすめです。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
西洋哲学史に関する4巻本のその1。
この哲学史の画期的なところは時系列でのソクラテスから始まる記述法をとっていないところにある。
それは目次を見ることで一目瞭然となる。

1.パルメニデス
2.エンペドクレスとアナクサゴラス
3.古代ギリシアの数学
4.ソクラテスそしてプラトン
5.アリストテレス
6.ニーチェとギリシア
7.ハイデガーと前ソクラテス期の哲学者たち

時系列でないことのその理由は?
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