内容紹介
7つの木造の近作から、西沢大良の建築の読み方/設計コンセプトを明らかにする。
「日本には木造建築の長い伝統が、良くも悪くもある。日本には木造にたいする固定観念が出来上がっているために、かえって木造の可能性を自由に発想することが少ない。けれど海外の観客は、何のためらいもなく木造の建物をひとつの現代建築として理解しようとするし、こちらの固定観念をくつがえすような新鮮な意見をぶつけてくる。」と西沢は言う。木造の可能性に気づくようになったのも、海外講演の最中のことだったという。
日本の木造にはどんな特徴があり、どんな可能性があるのか。「木造による現代建築」の可能性を西沢大良の仕事から探っていく一冊。バイリンガル
本書に掲載する7つの木造作品
≪駿府教会≫(2008年竣工)
≪沖縄kokueikan≫(2006-2010年)
≪砥用町林業総合センター≫(2004年竣工)
≪S寮≫(2010年-)
≪宇都宮のハウス≫(2008年竣工)
≪板橋のハウス≫(2006年竣工)
≪深香港ビエンナーレ≫(2010年)
著者について
西沢大良
1964 東京に生まれる
1987 東京工業大学工学部建築学科卒業
1987-93 入江経一建築設計事務所勤務
1993- 西沢大良建築設計事務所主宰
受賞
1995、96 SDレビュー 入選
1997、99 東京建築士会 住宅建築賞
1999 ディスプレイデザイン大賞 入選
2001 東京建築士会住宅建築賞 金賞
2005 AR-AWARDS(イギリス) 最優秀賞
JIA 新人賞
2007 BARBARA CAPPOCHIN(イタリア) 最優秀国際建築賞
2009 Faith & Form Awards(アメリカ) 最優秀賞