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西武王国―その炎と影
 
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西武王国―その炎と影 [単行本]

中嶋 忠三郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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西武王国
西武鉄道の有価証券報告書訂正問題など、相次ぐ不祥事に揺れる西武グループ。その頂点に君臨してきた堤康次郎氏と義明氏父子の側近として40年以上仕えた著者が、その歴史と内幕を赤裸々に綴った書。著者は1998年に他界している。本書は今から15年前、90年に上梓されたが、発売直前になって西武側により全冊買い取り回収され世に出ることはなかったという、曰く付きの書である。

戦前は東京地方裁判所判事や外務省で上海領事などを歴任した著者は、縁あって「西武農業鉄道」を営む堤康次郎氏に迎え入れられた。その後、康次郎氏の不動産買収と事業拡大に対する執念に共鳴し、影のように寄り添い支えていく。元華族の邸宅などを次々に手中にするやり方を強欲と見る向きもあったが、今日の地上げ屋とは全く異なり、利益主義ではなく庶民に住居を持たせたいという理想があった。

記述の焦点はグループ発展の舞台裏から、康次郎氏の女性関係及びその子供たちに移る。3人の“夫人”の実相と息子である義明氏、清二氏の学生時代を回顧する。顧問弁護士としての立場から事業継承問題についても臆することなく論じているが、全体としては西武草創期への憧憬と復活を願う思いを訴えた書と言える。


(日経ビジネス 2005/01/31 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「MARC」データベースより)

堤康次郎、義明両氏に仕えた元側近No.1が書き遺していた真実とは? 西武・コクドの株式偽装工作など一連の不祥事の内幕を綴る。1990年、発売直前で西武側に回収された幻の一冊の新装版。

登録情報

  • 単行本: 287ページ
  • 出版社: サンデー社; 新装版 (2004/12)
  • ISBN-10: 4882030411
  • ISBN-13: 978-4882030416
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
~西武帝国を築いた堤康二郎氏の最側近が書いた唯一の本。
巨大な西武帝国がいかにして築かれたかが書かれている。
その内容から、発売当時、西武グループが買い占めたという幻の本。
最側近だけに本書にしか書かれてないことも多く驚く。
ただ、一般的な評論色はほとんどなく、やや「西武寄り」に
描かれている。ほとんど一生をともにした側近だけに仕方~~のないことか。
いずれにしても知られざるエピソードや康二郎の経営手法がよくわかる一冊。~
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By bigmak
堤康次郎氏の側近であった著者が1990年に書いた著書で、西武創成期の話しと、康二郎氏死後の二部に分かれる。
後半部分では選挙違反の話し、相続の話しなど現在の西武のコンプライアンス問題のルーツが紹介されている。
筆者は元裁判官で、弁護士ではあるが堤康次郎氏に対して憧憬が深く、後半部分では西武が違法行為をしているという認識が無く、淡々と書いている。これが当時の感覚であったと思う。社会のコンプライアンスに対する意識の変化を感じさせる。
逆にこれを発売当時回収した西武には違法行為であったという認識があったのであろう。その後、それを改善できなかったことは西武のために惜しまれる。
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By カスタマー
Amazonが確認した購入
西武の大番頭でもある顧問弁護士が心血を注いだ書。日本の戦後新興財閥、あるいは日本社会そのものを、法律家の目からあぶりだした、名著(しかし一般人にも読みやすい)。なお、吉野源太郎という記者の書いた「西武事件」もすばらしい。西武の問題が東証上場廃止の件(およびせいぜい脱税のための借名株)に矮小化して理解されるのは勿体ない。この2冊で十分なので、ぜひ読んでいただきたい。
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