「蘇莫者(そまくしゃ)」とは、日本古来の舞楽で、
四天王寺や法隆寺などでの聖徳太子の御霊をまつる大切な法要演目の一つ。
演奏している大阪センチュリ−交響楽団の創立20周年記念の委嘱作品として、
大阪出身の西村氏が、大阪との関わりを意識して作曲したものです。
氏の追求する<ヘテロフォニ−>といわれる音楽語法による管弦楽であることから、
とても幻想的な世界が創造されていて、聞く人を悠久の時空間へと誘ってくれます。
(聞き方によっては、やや退屈と思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・)
I. 前奏曲 II. 乱声 III. 音取 IV. 序 V. 破 VI 後奏曲
微妙な音、かすかな音への感性、底知れぬ弱音PPの美・・・
心静かに新年を迎えて聞くには、ぴったりの一枚でもありました。