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西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)
 
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西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書) [新書]

加藤 徹
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

内憂外患にあえぐ落日の清朝にあって、ひときわ強い輝きを放った一代の女傑、西太后。わが子同治帝、甥の光緒帝の「帝母」として国政を左右し、死に際してなお、幼い溥儀を皇太子に指名した。その治世は半世紀もの長きにわたる。中級官僚の家に生まれ、十八歳で後宮に入った娘は、いかにしてカリスマ的支配を確立するに至ったか。男性権力者とは異なる、彼女の野望の本質とは何か。「稀代の悪女」のイメージを覆す力作評伝。

内容(「BOOK」データベースより)

内憂外患にあえぐ落日の清朝にあって、ひときわ強い輝きを放った一代の女傑、西太后。わが子同治帝、甥の光緒帝の「帝母」として国政を左右し、死に際してなお、幼い溥儀を皇太子に指名した。その治世は半世紀もの長きにわたる。中級官僚の家に生まれ、十八歳で後宮に入った娘は、いかにしてカリスマ的支配を確立するに至ったか。男性権力者とは異なる、彼女の野望の本質とは何か。「稀代の悪女」のイメージを覆す評伝。

登録情報

  • 新書: 284ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2005/09)
  • ISBN-10: 4121018125
  • ISBN-13: 978-4121018120
  • 発売日: 2005/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Tanako.R トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
50年近くにわたって専横を極めた稀代の悪女というのがこれまでの西太后に対する見方でした。
映画などでも描かれているように、すべてが計算し尽くされた行動によって権力を手中にしていく様は、およそ別世界の物語・・・。
しかし、本書では非常に等身大の人間としての捉え方をしています。
この西太后というキャラクターは、”非常に中国的”なのだそうです。
現在もこの”ミニ西太后”のような人は中国社会の至る所にいるとか。
現代中国とのつきあい方を考える上で、大変参考になる1冊でしょう。
筆者も書いているように死後100年というのは色々な資料が出てきて、それまでの伝説的な見方、価値観が変更される時期なのでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:新書
これほど面白い歴史書は久しぶりに読んだ。
例えば、西太后が宮中に入る「選秀女」の描写など、「後宮小説」を彷彿とさせる面白さ。人間ドラマを描いてページをめくる手を止めさせない面白さとともに、清朝という高度に発達した政治システムが非常に洗練された后妃選考システムを持っていたという「忘れられた歴史」を摘示するという歴史書としての役割もきちんと果たしている。
特に、中国の最高権力者が権力の集中を避けるために、有力な部下を失脚させては復活させるという「手法」を西太后が確立したという指摘は新鮮だった。著者は、毛沢東による小平の失脚-復活の繰り返しは、西太后が用いたものとまったく同じ手法であると指摘している。
歴史を学ぶ楽しみは、歴史を知ることで現在が見えてくることである。そういう意味で、本書は現代中国を理解する手がかりを豊富に与えてくれる。
面白くて役に立つ、絶対のお勧め本である。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
カリスマとは 2008/9/15
形式:新書
晩餐毎に、100皿の食事を並べさせ、西太后は、そのうちの2,3皿しか手をつけなかったというのは有名な話である。

ただ、彼女の場合は、諸外国に侵略され、西安に逃避するときも、その習慣を守り続けた。また、北京に戻ってくる際も、一度しか通らないすべての道を完璧に整地させた。そして、最後まで、西太后であり続けた。

ぞの一方で、腐敗・混迷した政治に対して、身命をかけた清流の士たちは、権力闘争に利用され、用済みになると捨てられていった。

様々な側面において毛沢東と比較しながら、カリスマとは何かを、著者がすばらしい筆力で、最終章まで盛り上げていく。
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中公新書で『西太后』というタイトル。

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中国的国家運営を分析
西太后を通して現代中国の期限を探る。

著者は現代中国の文化大革命、対外運動などの政治文化が清... 続きを読む
投稿日: 2010/5/8 投稿者: 偏執狂的読書暦
西太后に対する先入観が変わる
文章は、大変平易で、誰にでもわかりやすく書かれています。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/17 投稿者: M
非常に良質な本
好事家と共産中国の操作によって「悪の権化」「清を滅ぼした贅沢劣女」といったイメージをつけられた西太后だが、本書はそういったエログロな先入観を排除して、いったい実際... 続きを読む
投稿日: 2008/2/22 投稿者: ベンタ
面白い!
西太后の生い立ちから権力の頂点に上り詰めるまでを,息もつかせぬ面白さで読ませてくれる.著者の専門は中国文学だそうだが,その知識の該博なことには驚かされる.西太后の... 続きを読む
投稿日: 2007/3/6 投稿者: ヒマザキ
推奨
見事な中国近代史です。歴史を語る文章力と構成力に感服しました。映画や小説が描写する西太后とは別の西太后を知りたい方、清朝の興亡史に興味のある方には必読の一冊です。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/24 投稿者: zigeunerweisen
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