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西南シルクロードは密林に消える
 
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西南シルクロードは密林に消える [単行本]

高野 秀行
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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単行本 --  
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商品の説明

内容紹介

謎に満ちた古代道西南シルクロード全域紀行西南シルクロードとは中国成都からビルマ北部を通ってインドに至る最古の道。徒歩・ボート・ゾウなどあらゆる手段でジャングルと国境を突破した奇想天外な旅行記

内容(「BOOK」データベースより)

中国・成都からビルマ北部~インド・カルカッタまでの古代通商路。それは謎にみちた最古のシルクロードと言われている。戦後、世界で初めて、この地を陸路で踏破した日本人ノンフィクションライターが見たものは?ジャングルの自然、少数民族、ゲリラたちと織りなす、スリルとユーモアにあふれる奇想天外な辺境旅行記。

登録情報

  • 単行本: 370ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/2/27)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062112329
  • ISBN-13: 978-4062112321
  • 発売日: 2003/2/27
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 432,600位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 密林の人々への思い 2009/2/18
By 糸音 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
「ビルマ・アヘン王国潜入記」でビルマのゲリラと生活を共にした著者の新たなるビルマものである。今回は長途の行軍である。中国からインドまで主にカチンとナガというゲリラの力を借りて陸路で旅をする冒険行。今回もまた並人にはできない体験の連続である。

ビルマの辺境山中のゲリラ、カチン。
そこはかとなくほのぼのとした雰囲気が感じられる交流の数々である。勿論、中国国境越えやジャングル行軍など危険や苦労は山のように襲いかかってくるが、「なんとかなるさ」というような空気も漂う。カチンの人々のメンタリティの表れであろうか。著者も苦難をともにするうちに親密感や連帯感を感じるようになる。

かたやナガではまた別のかたちの反政府ゲリラのあり方を見ることになる。
ビルのナガとインドのナガは殆ど別の存在である。前世紀の存在ともいえるビルマのナガと今世紀の影響を強く受けるインドのナガ。ゲリラのあり方にすらそれぞれの国力が反映しているとは驚きである。ゲリラの内部闘争やインド政府との関係など、未開の部族といわれるナガの方がカチンよりよほど現代の情勢と強く関連しているのは意外の感がある。著者はナガの人々にも世話になり、交流はするがカチン程の親密さは感じていないようである。やはり苦労を共にしたという印象が薄いからであろうか。

本書の題名は「西南シルクロードは密林に消える」である。ページを進めるうちに次第に西南シルクロードについての記述は減ってくるのであるが、題名はあえて西南シルクロードと冠している。ではどこにどのように消えたのか。エピローグに語られる題名にかけた思いはなかなかしゃれたものである。
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5つ星のうち 5.0 幾つもの出会いと別れ、そして落ち 2009/11/14
形式:文庫
 この作品は高野氏の作家人生を象徴しているようだ。

 最近、拙レビューで高野氏の偉業を称え、「マリアナ海溝の最深部にトンネルを掘るようなディープでアレな偉業」と書いた。
 その偉業に臨む事は困難と見られ、デビュー後20年たつも、未だその後を追う者は現れない。高野氏の前に道は無く、高野氏が切開いた道はいずれまた密林に埋もれ行く運命のようである。

 さて、本書の出だしだが、歳のせいか、高野氏ややうん蓄が増えた気がする。しかし心配ご無用、国境を超えればいつもの通り。元々ひびだらけの計画はあっさり砕け散り、そのあとに筋書きの無いドラマが始まる。
 ストーリーを盛上げるバイプレイヤーも多彩である。本書の場合、多くの方々がバケツリレーのように高野氏を送り続けるため、出演者も途中で代わり続ける。
 その中でも、英語に堪能なエリート軍曹ゾウ・リップ氏は通訳として一番長く高野氏と同行する。彼は一見堅物に見えて“ナッ”(精霊)が絡むと結構味のあるセリフを吐く。
 その他の主な登場人物を以下にあげる。

・ 驚嘆するような行軍を無邪気に語る、夢見る女性ゲリラのカン・プンさん。
・ 高野氏の危機をホラでかわし、駄目ならさらに大きなホラを吹き、それでも駄目なら…中略…、遂に高野氏を窮地から救出したラ・セン中尉。
・ 巨体に似合わぬ忍び足で、しかも人間よりゆっくりと高野氏を運ぶゾウ。
・ 齢30にして既に軍歴十うん年、枯れた味わいながら、食料調達では歴戦の猛者ぶりを発揮するトン・ノン少尉。
・ 酒と女が大好きで、人間としては尊敬出来ないが、男としては崇め奉ってしまうエピキュリ大尉。
・ そして、巧みなバケツリレーで国境を越え、高野氏をカルカッタまで送り届けるナガの人々。

 幾つもの出会いと分かれ、そして涙の再会。このまま感動的なハッピーエンドに向うかと思わせつつ、そうは行かないのは皆様の御想像の通りである。
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5つ星のうち 5.0 文庫版へのあとがきもすごい! 2009/11/23
形式:文庫
西南シルクロードは中国の西南部を通る西方との交易路で、いわゆるシルクロード(北方ルート)を開拓した漢の張騫(ちょうけん)が、行った先のアフガニスタンで四川原産の布と竹の杖を発見し、「現在のビルマを経て運ばれたのか?」と考えた記録からその存在が推測されているらしい(著書から)。2002年現在、果たしてその道程は?またその道程に住む反ビルマ政府ゲリラ軍(具体的にはカチン独立軍とナガ軍)の実態とは?地球上では自分と同じ時間に様々な人々が生きているという事実(これノンフィクションですから)と可笑しみを淡々と高野節でまとめた秀逸な一冊。なお、2009年に追加された「文庫版へのあとがき」の「登場人物達のその後」もまた仰天内容。
しかし、すごい語学力だな・・。
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5つ星のうち 5.0 敢えて辛口に
嘗てはバックパッカーを経験した30代以降の人や、海外の辺境地などに興味を持っている方、または嘗ての川口浩探検隊の様な冒険活劇が好きだった方には、文句無くお勧めの本... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 中野守龍
5つ星のうち 5.0 やはり面白い!
期待を裏切らない面白さでした。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: マツ
5つ星のうち 5.0 世にも稀なるビルマ三部作の一作。
世にも稀なるビルマ三部作の一作。

探検や冒険の枕詞と言えば岩と雪、人跡未踏に、地理的空白等だが、自称辺境作家には似合わない。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 昆布柴太郎
5つ星のうち 5.0 中国からインドまでビザ・パスポート無縁の旅
... 続きを読む
投稿日: 2011/5/21 投稿者: あじあちっく
5つ星のうち 5.0 面白い!
本当に高野さん、いつもやってくれます。... 続きを読む
投稿日: 2010/11/12 投稿者: noeljk
5つ星のうち 5.0 ワクワクが募る
中国・四川から雲南を経て,ビルマ(ミャンマー)北部の山岳地帯を通りインドに抜けるという無茶なルートを,現地の少数民族(ゲリラ軍)に頼って成し遂げるという無茶な本。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/17 投稿者: ブルースカイ
5つ星のうち 5.0 貴重な本!
この本の原動力となったのは引きこもり脱出を賭けた著者の大バクチだった様ですが、そのパワーなるや、すごい!... 続きを読む
投稿日: 2009/5/1 投稿者: あみんご
5つ星のうち 5.0 中国~インド間の小数民族の状況をコミカルに
中国~インド間の小数民族の状況が人々の関わりの中で内容は濃く、
表現は軽妙に書かれている良著。... 続きを読む
投稿日: 2005/1/9 投稿者: orion
5つ星のうち 5.0 最高のエンターテイメント!
今年もっとも引き込まれた一冊。

スリル、ユーモア、新しい知見。
読書する楽しみをこれほど豊かに満たしてくれる... 続きを読む

投稿日: 2004/12/21 投稿者: アジケト
5つ星のうち 5.0 もう一つのシルクロード
来年からNHKがシルクロードを取り上げた特集を組むそうだが、ぜひこの西南シルクロードも取り上げて欲しい。... 続きを読む
投稿日: 2004/12/18 投稿者: "kobaya-c"
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