シャーリー・マックレーンの娘さんが西の魔女を演じるとの
大きな特集を読売新聞で読み、この本を読んでみることにしました。
児童書でもあるようですが、40台半ばにさしかかった私には、
主人公の中学生の気持ちも、その母親の気持ちも、そして
主人公の祖母の気持ちも、どれもが手に取るように理解できました。
読みやすく、描写も文体も美しいです。 「おばあちゃん」の
一言一言がものすごく大切なことをさらっ、と言っているので、
何度も読み返してしまいました。
テーマはとても奥深く、スピリチュアルで、人がなぜ生まれて
なぜ苦労をしながらも生きていくのか、本質をついていました。
読みながらも目頭が熱くなりましたが、読み終えた後は、自分でも
理解できないぐらいわんわん泣いてしまいました。
心の豊かさがどのようにして育まれるのか、経済的に余裕がなくても、
母親として子供にしてあげられることの中で、何が一番大切なのか、
あらためて確信した次第です。
物を沢山持つことが、文化ではないことがよくわかる一冊です。