1991年に刊行された、笹本祐一氏の旧作『バーンストーマー』に大幅加筆し改題したものです。
第1次世界大戦の終戦2年後、予備役大尉が英国空軍払い下げのソッピース・キャメルを駆り繰り広げる冒険活劇です。軍事物でもあります。
第2次世界大戦なら、マニアが多数いますし資料も多いのですが、第1次大戦となるとさすがに資料が少なく、取材には苦労したようです。
ですが、その甲斐あってか、描写が凄くリアルなんですよね。情景が目に浮かぶというのかな。
架空の存在である空中戦艦の描写も、実際にあればこういう運用になるだろうなと言うのをきちんと描いており、さすが笹本祐一。
そのリアリティを支える情報収集・取材活動のためか、筆が遅いのでも有名ですけどね。(^^;
キャラクターの造形も生き生きと描かれており、ページをめくる手が全然止まらない。1日で読了してしまいました。
加筆した部分はとても効果的で、第1話のディティールが大幅に向上しており、楽しめました。
さて、こうなると続巻を期待したい所なんですが、巻数表示が入ってないんですよね…。ま、期待しないでお待ちしてます。(^^;