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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
良い映画なんですが..,
By 原題は Rabbit-Proof Fence といいます。オーストラリアは、ウサギが多かったのでそれから農作物を守るための塀(といっても金網かな)です。非常に広い土地にこれだけがあったりするわけです。作中でも重要な約割を果たします。この映画および原作の作者は、異る文化を理解することを最初から考えない人がいること、そしてそれが近年まで行われていたことを通して、物事に素直に対峙することの大切さ、既存概念のみで行われる政治や行動の恐ろしさを訴えています。この映画を通して、アポリジニの文化に興味を持つ人が増えることを望みます。といった映画なのに、日本題名はひどいし、予告版もひどい。まったく、映画を理解しないで映画を宣伝している。また、英語字幕が無いのはいただけないです。このように良い映画をリリースされている努力は認めますが、日本版製作元はもっとがんばって欲しいものです。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リポートでなく映画,
By ミキアーモ・エンデ (栃木県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 裸足の1500マイル [DVD] (DVD)
日本では知らない人も多い、アボリジニの迫害の歴史や、観光イメージ以外のオーストラリア知るきっかけになる 映画だと思います。 好感がもてたのは、ドキュメンタリーやリポートでなく、 映画作品として魅力的な作品であること。 とてもシンプルなストーリーなのですが、 必要以上の説明や映像効果がなく、 見る側の人を引き込むことができるという 「映画」のチカラを感じる作品でした。 オーストラリアの歴史やアボリジニのことを良く知らなくても 話についていくことができる、感動できるひとつの映画作品として とてもよくまとまっていると思います。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この映画は、,
1930'sから70'sかけてののオーストラリアの先住民アボリジニに対する隔離、同化政策(いわゆるStolen Generation)の歴史的事実をあらわした作品です。アボリジニーの末裔の一部は、今も差別を受けながらcityや他の地域でコミュニティーをつくって生活しています。生活は大変厳しく、実際白人はしばしば「彼らの住む地域に行くことは物騒だし危険だ」と言う現実があります。 私たち日本人も同じように、例えばアイヌの人々を北の方へ追いやって差別したり、もともと国であった琉球を征服し日本の藩だと宣言して統治を始めたりと、非常な統治をすすめてこの日本を作ってきたといえます。ある地域をまとめ上げるためには、必ずそれまで住んでいた人との対立があります。どんな小さな自治体でも、その地域に元来いた人々に上から制約を与えること、もしくは弾圧することから自治が始まると言ってもいいかもしれません。 ですから国の統治というのは大変難しい問題です。この映画ではアボリジニに対する様々な政策がよく分かりますが、これらの政策を一概に良い、悪いと言うことはできません。 もちろん、アボリジニと白人がうまく共存できる国にオーストラリアになっていくことが一番望ましいですが、そううまくは行っていないのが現状のようです。この国はイギリス人が初めて入植して、つまり建国してからまだ2百数十年しかたっていませんが、アボリジニは4万年ー8万年ほど前から住んでいるといいます。しかし入植後、アボリジニの土地所有権は剥奪されつい最近ようやく回復が認められました。ですから、平等に暮らすには程遠いといえます。 日本人はこのような海外の状況を知らない人が多いと思います。むしろこの映画によって、オーストラリアにはこのような歴史的事実があり、まだ大きな問題をかかえている、ということを知るだけでも大きな一歩といえるのではないでしょうか。
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