Oxford Bookworms LibraryシリーズのStage 3(1,000語レベル)
語数 10,600 YL 3.3
話の舞台は1930年代のオーストラリア。アボリジニーの母と白人の父
を持つ混血の子どもは、強制的に学校に行かされ、将来、白人の家の
召使として過ごすための訓練をするという法律があった。
学校といっても、寝室には鍵がかけられ、シーツもない固いベッドと
薄い毛布1枚が用意されただけの、まるで刑務所のようなところだった。
そこから脱走しようとするならば、必ず捕まえられ、学校に戻ると、
それは厳しい処罰が待っていた…。
14歳のMolly、いとこで10歳のDaisyと8歳のGracieも、その学校に
強制連行されることになった。家族の猛烈な抵抗も虚しく連れていか
れた学校の現状をすぐに悟ったMollyは、2人のいとこを連れて、脱走
することを決める。3人は、ウサギの侵入を防ぐために大陸の南北に
走っている"Rabbit-Proof Fence"を目指し、故郷を目指し北上するの
だった…。追手に気づかれないように、細心の注意を払いながら…。
果たして、3人の運命は…?
日本でも『裸足の1500マイル』という邦題で翻訳が出版されており、
映画化もされた実話である。MollyとDaisyの話を聞いてまとめたのが
本書(の原本)である。本書は1,000語レベルの英語に簡易化されている。
噛みしめながら読みたい実話物語である。