「家門の栄光」シリーズで有名なテウォン・エンターテイメントの作品ですから,その関係者が総出演という感じです。
シン・ヒョンジュンssiはもとより,キム・スミssi,キム・ヒョジンssi,タク・チェフンssiなど,お馴染みの顔がズラリですね。
シン・ヒョンジュンssiは,演技派のチョ・スンウssi(マラソン主演)と対抗したら絶対に勝てないと思いますが,彼の演じる障害児は愛嬌があって気持ち悪くて笑えます。キム・スミssiは流石の存在感で,シン・ヒョンジュンssiとの親子のやりとりはコミカルで温かです。
イム・ハリョンssiは人情味豊かな昔かたぎの里長役にピッタリハマってますし,キム・ヒョジンssi演じる写真店の店員も,人間としてのあり方を考えさせられるキャラです。ただ,ヒロインというレッテルではないですね。
そして,“家門シリーズ”といえば,コン・ヒョンジンssiを外せませんが,本作でも山の頂上まで出前させられるという,彼にピッタリ役柄で特別出演しています。
それでどんなオハナシかといいますと,これがまた障害児のマラソンランナーがテーマで,韓国で大ヒット,日本で大コケした,あの「マラソン」を思い出さずには居られません。
そして,実話を基にしている点も共通していますので,いやが上にも比較したくなりますよね。
ところが,「マラソン」は実話をリアルに描いたヒューマンドラマ,本作は単なる娯楽映画ということで,感動もなく,深く心に染みるものもなく,楽しく笑って少し泣き,それで心が軽くなるというコンセプトで制作されていますので,題材は同じでもジャンルは全く異なる作品であり,比較のしようがないということです。
でも,でも,でも,娯楽映画とは言っても,とっても温かなんです。
大人になると,純粋に母を想い続けることを忘れてしまいがちな昨今,きっと皆さんも素朴で温かなタレイン村の人たちを好きになると思います。
そして,こんな環境こそ,障害を持った子どもを育てるのに必要なんじゃないかなと感じていただけると思います。少しハートがホンワカしました。